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海王星の影響について

海王星はどのような影響を及ぼすのでしょうか?

 一般的に海王星について言われていることは、時代の大きな流れをあらわすということです。海王星は、その名称から、陶酔や幻想を司るというのですが、つまりは時代の流行、広告や宣伝、映画などを含む映像文化をあらわしていると、そう考えられるでしょう。海王星が発見された時代、1846年当時の世界には、そうした流れが生じ始めていたのです。海王星という名称が水をイメージさせることから石油を司るという意見もありますが、それについては、私は疑問視しています。
 というわけで、海王星が個人の運命について目立った影響を及ぼすことは、それほどないと、私は考えます。天王星、そして海王星は、個人の運命に影響を及ぼすのではなく、時代に影響を及ぼすのです。海王星は現在、水瓶座宮にあり、2012年に魚座宮へ移動します。海王星は、約13〜14年間、ひとつの星座宮に留まります。
 古来よりの占星術は、目立つ星=惑星を重視しています。従来の惑星=太陽系の星ということだったので、海王星も太陽系の一員、だから占星術を構成する重要な要素になりえると考えたわけですが…。果たしてこの考え方が正しいのかどうか。う〜ん。
 ずいぶん前に、ルル・ラブアさんと海王星のことについてお話したことがありました。ルル・ラブアさんも、個人の影響に直接影響しにくいというお話はされていました。ただ、海王星と金星のアスペクトについては、特殊な影響があると思う、というような解釈をなさっておられました。たとえば、海王星が特定の星座宮に留まる約14年間に生まれた人々の中で、さらに金星も海王星と同じ星座宮にある人々、そしてさらにその中でも、金星海王星に太陽や月が合や衝となっている配置の人々が、その時代特有の海王星の影響に敏感に反応する、というのです。
 単純に考えて、ある星座宮に留まる海王星と同じ星座宮に金星がやってくる確率は12分の1。そして、月が合か衝になるのは、その6分の1、つまり72分の1。太陽の合と衝が成立する人々を加えたら、その倍になります。ある世代の人々の中で36〜72人に1人が似たような好みの傾向を示せば、それは、その時代の大きな流行になっていくでしょう。

占術研究家 秋月さやか

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