- 占い歳時記 ヘチマだって瓜なんだから・・・
野菜や花の種を買おうとして園芸メーカーの通販カタログを見ていたら、ヘチマが載っていた。 「ヘチマ水、ヘチマタワシ、そして小さい実は食べられます!」そう。ヘチマ、食べられるんだよ、でも・・・。
- 占い歳時記 土用鰻とムー大陸の夢
土用は、季節の変わり目、年4回。土は物を変化させる作用があり、従って、季節の変わり目には土の気が巡る、それが土用。夏の土用が有名になったのは、土用鰻の存在が大きいようです。さて、ここで、鰻の生まれ故郷に関する大胆な仮説をご紹介しましょう。
- 占い歳時記 七夕伝説、縁結びの麺
織女は天帝の娘で、機織が仕事。牽牛は、地上の人間で牛飼い。牽牛と織女は惹かれあうが、恋に夢中になりすぎて、お互いの仕事を放り出してしまう。天帝が、それでは困ると…
- 占い歳時記 端午の節句
五節句のひとつ。日本では、端午の節句は、男子の健やかな成長を祝う日になっていますが・・・。古来中国では、古来、厄除け、邪気払いの日。5月といえば、グレゴリオ暦での6月。暑くなってきて…
- 占い歳時記 春の卵でマヨネーズ作り!
春といえば卵。そして卵といえば、マヨネーズ。マヨネーズの主原料は卵(黄身)と油。黄身の乳化作用と親油性を利用して作るマヨネーズソース。マヨネーズの作り方は簡単だけど面倒。卵の黄身を…
- 占い歳時記 桜の花に豊作を祈る
古代、花といえば、桜。桜は、日本では重要な花でした。日本には桜の野生種(原種)11種があります。そして富士山に祭られている女神コノハナサクヤ姫の花が桜。なぜ桜が重要だったかといえば・・・桜の花が散ったら、畑に種を蒔く。これが…
- 占い歳時記 二月初午すみつかれ
初午というのは、旧暦二月の最初に巡ってくる午の日。(旧暦二月は春分を含む朔望月。午の日とは十二支の午が巡ってくる日。)初午は、稲荷信仰の行事日で、農村においては田の神をお迎えする日。そして、一部の地域では、初午の日には火を使わないという決まり事が…
- 占い歳時記 雛あられ、あれ?これ?どれ?
昔、お祭りの時には甘いお菓子が御馳走だった。饅頭とかあんころ餅とか。クリスマスにケーキを食べるみたいに。だから雛あられは…
- 占い歳時記 雛祭りのごちそうは縁結び食材で!
古来中国の3月の節句と、日本の雛祭りは別物です。日本の雛祭りは、未婚の女性の祭日。将来、いいところにお嫁に行けますように、という祈願行事です。雛人形ですが、あれは…
- 占い歳時記 3月3日、雛祭のルーツは禊
3月3日雛祭り。雛祭りというのは、日本だけの行事です。「え?でも、中国起源の行事だよね?」と思った人もいるでしょう。たしかに「3月3日の節句」という部分は中国起源です。しかし、古代中国の3月3日では…
- 占い歳時記 ふきのとう味噌を作る
他の草がまだ生えない早春、明るい黄色の六角形の花が、地面を彩るさまは、まさに春の喜びに満ち溢れた純和風の風景、だと私は思う。ふきのとうのほのかな苦味と香り。ああ、そろそろ春がやってくるんだな、という季節の食材。…
- 占い歳時記 恵方巻きのルーツは?
東洋の暦では、立春も新年。…そして、なぜか恵方巻きは、節分に行う。節分、立春前夜、立春イブ、ある意味、大晦日。恵方巻きは、前夜のうちに新年の福を先取り、という気の早い行事なんです。「恵方巻き」発祥は…
- 占い歳時記 節分に豆をまく理由
鬼とは古い年の厄。古い厄を追い払わないと、新たな幸せがやってこない、と考えたわけで、だから「鬼は外、福は内」。でも、なんで豆なのか?石でもいいじゃないか、と思うでしょう?そう、私も子供の頃にそう思った。なんで豆なの?…
- 占い歳時記 七草粥に春の七草 -- 7 Herbs Rice Porridge
1年間、無病息災ですごせますように、という呪術。万葉の時代、早春(2月半ば頃)の野に出て、青菜を摘んで作った料理が七草粥。ということで、日本文化に興味のある方々! 日本式の七草粥の簡単な作り方をお教えしましょう! まず、ご飯を用意…
- 占い歳時記 「おめでとう」に宿る愛の力
「オメデトウってどういう意味?」ある年の新年、知人の留学生から質問されたことがあった。彼女はカリフォルニア出身の日系人。「オメデトウ」の意味を、漢字圏の留学生から質問されれば、「喜」の一文字を書いてOK。カリフォルニア出身の彼女は…
- 占い歳時記 ハレの雑煮、ケのおでん
正月料理といえば、お節、雑煮。外では雑煮の話題には、あまり深入りしないことにしています。なぜなら、みんな郷土の雑煮が一番、お国自慢が始まってしまうから。しかしこれ、「雑煮」だけではなく、「おでん」もどうやらそうらしい。雑煮が「ハレ」の料理なら、「おでん」は、ケの料理の代表なのでしょう。
- 占い歳時記 丸か四角か、はたまた三角か
角餅と丸餅。なかなか譲れないものらしい。そこには、郷土愛というだけでなく、子供の頃の年末年始の思い出というのがあるからだろう。しかし、問題は餅の形だけではない。だから転勤してきた人たちは、さっさと実家へ里帰り…
- 占い歳時記 大掃除、年に一度の潔斎呪術
日本の祝い事は、招福と精進潔斎と一体。穢れや忌を払い、そして幸福を祈願する。逆に言えば、斎い事の裏には、厄を払った後の招福があるということ。そう、まず穢れを払うこと。それは招福呪術の効き目を強めるために必須!…
- 占い歳時記 秋の七草、萩餅の由来
七種の花というのは・・・はぎ、おばな、くず、なでしこ、おみなえし、ふじばかま、あさがお。これが秋の七草。最初に登場するのは萩。植物事典で「ハギ」を引いてみてください。「ハギ」という名前の植物は見当たりません。植物事典にあるのは…
- 占い歳時記 重陽の節句、長寿の菊
9月9日、重陽の節句。なぜ重陽かというと、九は陽の数(奇数は陽)。その九が重なっているから重陽。旧暦では、だいたい10月前半ぐらいにやってくる節句日。そして重陽の節句は、菊の花を愛でる日なのです。
- 12/11 朔旦冬至、19年に一度、冬至の新月
2014年は朔旦冬至。朔旦冬至とは、冬至と朔が同日に起こることです。これは原則として19年に一度。19年とは、太陽年の日付と月の朔望が一致するメトン周期として知られていますが、古代中国起源の太陰太陽暦においては、19年は章という時の単位です。19年に一度、冬至が朔となることを吉兆として祝ったのは、天文と暦が一致していることにより、作物が実り、政治が順調であると考えたためです。
- 二十四節気・・・1年の節気の巡りを知る太陽暦
- 月暦・・・月の満ち欠けで日を数える太陰太陽暦
- よくある関連質問「旧暦の節句っていつですか?」
- 暦占について
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