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運勢天気予報 2024

運気予報 2024

運勢天気予報 2024

 占星術では、木星をBenefic(ベネフィック)、慈愛や恩恵をもたらす吉星とします。木星は、恵まれた天候を意味し、作物の育成を促す暖かさと湿り気を与えて豊かな収穫を約束します。
 
 2024年の木星は、5月下旬まで、牡牛を運行。つまり、牡牛をはじめとする地(terra)のエレメンツサイン(牡牛、乙女、山羊)に恩恵をもたらします。水(aqua)のエレメンツサイン(蝎、魚、蟹)にも援助が期待できるでしょう。
 そして5月下旬過ぎからは木星の双子へと移動。双子をはじめとする風(aer)のエレメンツサイン(双子、天秤、水瓶)に光があたり、火(ignis)のエレメンツサイン(牡羊、獅子、射手)についても、有利な状況がやってきます。
 
 一方、土星はMalefic(マレフィック)、試練をもたらす凶星です。土星は冷気と乾燥。つまり冬の不毛。天候不順による不作と困窮をもたらします。これまで順調に運んでいた物事を停滞させますが、同時に不作に備える蓄財、忍耐を意味することもあり、そのため、土星は試練を与える星であると考えられています。
 
 2024年の土星は魚を運行中。魚をはじめとする柔軟宮(mutable)(魚、双子、乙女、射手)にとっては、物事が停滞し、社会的な試練がやってきます。
 2023年3月から魚に入った土星は、2025年5月まで、もうしばらく魚を運行します。土星の全天1周は約30年で、1つのサインを2〜3年かけて通過していきます。つまり土星到来は30年に一度のサイクル。30年という長い年月をかけて蓄積されていく知識や経験をも意味しています。
 
 木星と土星の運行が、年の運勢を占う大きな2つの基本です。
 が、現代占星術では、さらには天王星の運行も考える必要があるでしょう。
 18世紀(1781年)に発見された天王星は時代変化を意味する星とされます。古い社会構造(土星)で行き詰った物事が、新たな可能性を求めて変化していく、いってみれば、時代の新たな風をもたらす存在が天王星です。天王星は約84年で全天1周し、1つのサインを約7年間かけて通過していきます。
 
 天王星はここしばらく牡牛を運行しており、牡牛をはじめとする不動宮(fixed)(牡牛、蝎、獅子、水瓶)にとっては、天王星が牡牛にやってきた2018年から2025年ぐらいまでの約7年間、時代変化の影響を強く受けやすくなっています。

 大惑星の配置から2024年の運勢を知る、毎年おなじみ運勢天気予報 を今年もお届け。あなたの運勢空模様を眺めながら、2024年の運勢計画に役立ててください。

誕生星座宮を選んでください

牡羊予報2024 曇ったり晴れたり 穏やかな空の下に緑が広がる

 すでに木星は牡羊から去っていますが、2023年前半のうちにスタートさせた流れは、そのまま順調に引き続いているでしょう。
 決められたスケジュールのもとで、繰り返しルーティンの平和な日々。安心と同時に、退屈してしまうこともありそうですが。これまでの流れをより確かなものにするために、なにが必要なのか、どうすればいいのかを考えながら、対処していってください。手抜きをせずに、丁寧に過ごしていきましょう。
 
 5月下旬、木星が双子へと移動すると時間的な余裕が出てきますので、身の回りに意識を向けてください。これまで忙しくて、ついついそのままになってしまっていたいろいろなこと。部屋の中の片づけ、読んでおきたいと思っていた本、忘れてしまっていたことなどを改めてチェックする機会でもあります。しばらく連絡をとっていなかった友人たちの近状を聞き、中断していた趣味を再開する人たちもいそう。
 
 牡羊での水星逆行が発生する4月は友人関係の板挟みになりがち。周囲のもめごとに翻弄されているうちに、自分が行くべき道を見失ってしまった、なんていうことのないように、おせっかいはほどほどにしておいて。

牡牛予報2024 快晴のち晴 地平線の彼方から新しい風

 木星は5月下旬まで牡牛を運行。誕生星座宮にやってきた木星は、収穫をもたらす幸運の使者です。明るい陽射しのもとで、いろいろなことがうまく運ぶでしょう。人によっては出世、結婚、事業拡大、前々からの計画を実現し、これまで頑張ってきてよかったと自分自身を肯定することができるようになり、そしてこれからの未来を信じていこう、という希望が出てきます。
 といっても、木星はすでに2023年5月から牡牛に入っており、牡牛を運行しているのは2024年5/26までの期間限定。チャンスと思ったら、すぐに決断、そして行動開始。
 
 木星だけでなく、天王星も牡牛にあり、運勢がめまぐるしく動いていく時期です。生涯においてたった一度、といってもいいぐらいの時代の大きな移り変わりを目の当たりにすることになるでしょう。びっくりするようなハプニングを前にして、戸惑うのか、それとも、新たな展開に胸躍らせるのか。時代の大きな変化に抗うのではなく、その流れを有利に活用しながら、進んでいきましょう。時代も、運勢も、すべてを味方につけて!

双子予報2024 曇のち快晴 昇る太陽が迷いの霧を消していく

 人生においてなにをなしとげるべきかを真剣に考えるようになります。この大きな流れは、土星が魚に入って双子にスクエア(矩)をとりはじめた2023年3月ぐらいからの傾向で、より高い社会的評価をめざして頑張ろうとする人たちも増えます。
 
 そして木星が5月下旬に双子へ。新たな運命サイクルのはじまり。木星がやってくる時期には、とにかく前向きになるので、過去の失敗に囚われずに新たなチャレンジが可能になります。これまで思うような評価を得られなかった人にとっては、改めてのリベンジ。結婚にも縁のある時期です。それも、お互いのメリットによって結びつく、人生事業としての結婚。幸せな人生のためになにをすべきかを考え、積極的に行動開始。
 魚を運行している海王星はスクエア(矩)、土星と共にあいかわらず不安感をもたらしていますが、その不安感に打ち勝つのは、木星の(楽観的なほどの)自己肯定です。自分を信じて、進んでいきましょう! 不確実な時代だからこそ、その混沌の中を進んでいくためには、自分を信じることが必要です。

蟹予報2024 晴れたり曇ったり 暖かい風、恵みの雨を待ちながら

 ゆるやかに日々が過ぎていきます。困難な星の配置はなく、たいていは予想通りにスケジュールが運びます。予想外の出来事についても、まあ、なんとかなるでしょう。
 いろいろなことが起こりますが、「こうあるべき」という決めつけはせずに、ニュートラルに物事を捉えてください。時には、流れに任せてみるのも悪くはありません。そして、年代も性別も、これまでの生き方もさまざまな人々との関わり合い。その多くは、その場限りの出会いですが、いろいろな人と接することで世界が広がり、周囲からの励ましやアドバイスも得られるでしょう。
 
 木星のサイクルを考えるなら、2025年6月に蟹にやってくる木星を想定しておくこと。2025年6月から1年間、蟹にやってくる木星のチャンスを有益に活かしたいなら、今のうちから、次の準備を始めておきましょう。まだ先のことだから、なんていっているとあっという間に1年がたってしまいます。1年後を想定し、今、できることにとりかかっておいてください。1年後を想定して、資金準備を始めておくこともOKです。

獅子予報2024 晴時々雷雨 眩しい陽射しと急な雷雨

 5月下旬まで、木星、さらには天王星も上方のスクエア(矩)、「たぶんうまくいくはず」と強気のチャレンジが目立ちます。その結果、いつもだったらありえないようなチャンスを手にすることも可能にはなります。しかし、ハイリスクハイリターンの賭けには、当然ながら失敗もつきもの。いつ何が起こってもおかしくない、予想もできないハプニングの結果、人生が思ってもいない方向に変わってしまうことすらありえます。
 
 人前に出る機会が増え、緊張とすると同時に、周囲からの賞賛に励まされて自信が出てきますし、さらなる賞賛を得たいがためにもっと頑張ってみたくなる。多くの人々からの評価を必要とするような、政治家やアーティストなどに、この傾向が強まっています。承認欲求なのか、それともあなた自身の野心なのか、はっきりしないままに、それでもとにかく上をめざしてみたくなるでしょう。
 
 しかし気になるのは、12月の獅子での火星逆行。これまで背伸びしすぎてきた人は、そろそろ限界。あの相手には負けたくない、という対抗心から、トラブルを招きやすくなっているので要注意です。これまでの復讐を考える人もいそうですが、結果は、泥沼に足を踏み入れていくがごとし。

乙女予報2024 曇時々雨 陰鬱な空と冷たい風の中で

 「VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)」の時代にあって、先は見えず、世の中の不安定で(曖昧な)動きに振り回されてしまう、と感じることも多くなってはきますが、だからこそ、社会の流れを意識することが重要です。
 
 この時期の人間関係は、仕事など必然的な理由による出会いや関わり合いがメイン。好き嫌いで接する友人のような関係性ではなく、どこかに儀礼的な窮屈さがありますが、しかしその繋がりによって精神的に支えられることにもなっていくでしょう。孤独感を緩和させるものは感情的な共感ではなく、社会的な貢献度です。つまり、あなたが周囲のために役に立つことができる存在であるなら、孤独感とは無縁です。
 
 5月下旬、木星は双子へと移動しスクエア(矩)。周囲からの期待や応援に応えようとする形で運命が動いていきます。
 水星が乙女で逆行する8/05から8/15は、周囲の期待に応えようとしてついつい無理をしてしまいがち。この時期、木星だけでなく火星もまた双子を運行し、魚の土星を含め、厳しい星の配置です。スケジュールが逼迫し、精神的な余裕がない中で追い詰められやすくなってきます。迷ったら立ち止まり、確認し直してください。無理に先へ進んでいく必要はありません。

天秤予報2024 曇 はっきりしない空模様を眺めながら

 天秤に対し、木星と土星が両側にクインカンクス(五点)を形成、すなわちYOD。YODはしばしば「運命的な」配置とされます。2024年、木星は利害で結びつく人間関係をもたらし、土星は社会的な課題を与えます。この2つが、今後の運命選択に影響を与えることになります。「運命的な」といっても、そこにいきなり神託がもたらされるようなドラマチックな出来事が起こるわけではなく、「たぶんそうなるだろう」という予想が、そのまま現実になっていく「必然的な」流れを「運命的な」としているだけに過ぎません。必然的に与えられた課題と向き合うことで、人生の方向が限定されていく、という流れです。その与えられた流れを、なんとか変えようとしても、それは難しいでしょう。なぜならそれは、すでに、与えられているからです。
 
 人間関係における出会い、運命選択、その必然を因果応報という言葉にし、時にはその原因を前世まで遡って考える人たちもいます。が、(前世を肯定するかしないかは別問題としても)、時間を過去に戻せば現在の問題が解消するわけではありません。であれば、過去に意識を向けるのではなく、これからの流れに向けるべき。未来に向けての肯定的な運命選択こそが、過去の因果(カルマ)からあなた自身を解き放つために、必要なことではないでしょうか。

蠍予報2024 晴のち曇 風が次の雲を連れてくる

 木星がオポジション(衝)となる5月下旬まで、賑やかな日々が続きます。そしてこれまでにはなかったような出会いを数多く体験するでしょう。それに伴って、望んでも得られなかったもの、縁遠かったものが身近にやってきます。もちろん結婚の可能性も高まっています。
 
 この時期のチャンスは、自分一人の力で掴むものではありません。つまり、チャンスはつねに外から、誰かを通してやってきます。この時期に出会った人たちからのアドバイスを、そのまま受け入れるかどうかは別としても、とりあえずは、ギフトとして受け取っておきましょう。より多くのギフトを手にしたいなら、相手があなたに何を期待しているのかを考えながら接してください。なぜなら、お互いの期待が一致しないと、その関係性は先へは進みませんし、長続きもしませんので。
 
 5月下旬までに出会ったたくさんのチャンスについては、5月下旬以降にゆっくりと「どうすべきか」考えていけばよいでしょう。困難な星の配置はありません。土星海王星のトライン(三分)は、急激な変化の中にあっても心強い安定を約束してくれ、世の中を信じる心のゆとりもありますので、時間をかけて、自分が進むべき道を見極めていきましょう。

射手予報2024 曇のち晴 明るい光の下で風景がよりクリアに

 土星海王星の下方のスクエア(矩)は、不安による運勢の停滞をもたらします。思ったようには物事が運ばないというもどかしさ。しかし5月下旬から木星が双子へと移動し、オポジション(衝)を形成し始めると、運勢が賑やかになってきます。
 木星オポジション(衝)は、2025年6月上旬まで継続、その間に、大切な友人、協力者、あるいは恋人、パートナー(配偶者)などとの出会いがやってくる人たちもいます。人間関係は、人生を支えてくれる大きな要素ですので、この時期に、あなたにふさわしい多くの人々との出会いを作っておくことは大事です。
 
 が、この時期に出会う人間関係をすべて無条件に受け入れる必要はありません。まずは事実をしっかりと見てください。いきなり直感を信じすぎるのも危険。なにせ、ひとめ惚れの多くは勘違いが原因、一方的な幻想を相手に期待してはいけません。
 あなたのテリトリーの中に入れたい人たちと、入れたくない人たちを区別することはもちろん必要です。
 テリトリーの中の人たちからは「誠実な人(好意的な評価)」、外の人たちからは「よそよそしい人(否定的な評価)」、というまったく正反対の評価をされることもあるでしょうが、それはどのような世界にいるとしても、人間関係には必ず伴う評価の偏りですので、気にすることはありません。

山羊予報2024 晴れたり曇ったり 空は澄み渡り、雲は美しい

 5月下旬まで木星トライン(三分)。運勢が味方してくれている今のうちに、いろいろな物事を片づけてしまいましょう。困難な星の配置はなく、順調に運勢が運んでいきますので、新たなチャレンジには最適。たとえ失敗しても、失敗さえもが良い経験になってくれるはずです。失敗しながら学んでいく、それでOKです。
 
 将来の目標がまだはっきりしていない人は、改めて「これから何をすべきか、したいのか」について考えるようになります。たとえ問題があったとしても、長年の問題はそろそろ解決に向かいます。これまで足を引っ張るような厄介事があったとしても、それもまた収束していくでしょう。木星のサイクルを考えるなら、2025年6月に向けて、運勢は活性化していきますので、次に向けての前向きな準備をしていくこと。
 
 ところで、そろそろ山羊を去ろうとしている冥王星。個人レベルで考えるなら、2008年からこれまでの約16年間、封建的な文化の弊害から抜け出そうとし、その一方では、伝統的文化や宗教的な儀式への興味もまた強まっていたでしょう。16年間の流れの中で、変わったこと、変わらなかったことについて、改めて考えることになるかもしれません。

水瓶予報2024 水瓶予報2024 雨のち晴 青い空、雨に洗われた木々

 5月下旬まで、木星が下方のスクエア(矩)、この木星は慈しみをもたらします。自分を大事にし、あるいは大事にしてもらえるような癒しの環境を望みます。マイペースで、自分らしい生き方を取り戻す時期でもあります。無理をせず、自分にあった生き方を探す。
 安心できる居場所が欲しくなるので、このあたりでマイホーム購入、あるいは結婚。転勤に伴う引っ越しの可能性や、二世帯住宅について検討する人たちも多くなりそうです。
 
 そして5月下旬、木星がトライン(三分)をとりはじめます。人生選択の岐路に立った時に、重要なのはあなた自身の個性です。個性はいわば天から授かったギフト。その個性をより伸ばす方向で、人生を考えていくべき。欠点を補うのではなく、長所をより輝かせる方向で! 
 たとえ職場を変えることがあったとしても、専門職のスペシャリストという肩書を重視してください。あなたの個性、才能や特技を活かす仕事。才能や特技なんてないから、という人は経験を積んで、経験→特技という方向をめざしていきましょう。

魚予報2024 曇時々雪 冷たい風と太陽を遮る雲

 土星は魚を運行中。30年に一度、誕生星座宮に戻る土星。立ち止まってそれまでの流れを振り返り、確認する時期と考えてください。
 あなたの人生にとって必要なものとは何か。お金のこと、時間のこと。「たぶんなんとかなる」ではなく「具体的にどうするのか」を考える必要に迫られます。ここしばらく海王星が魚を運行しており、形にならないものに憧れる傾向が強まっていた人たちも多いのですが、土星到来によって、改めて現実を見ることの大切さに気付きます。人によっては借金の返済、あるいは将来に向けての貯蓄を考えるようになります。経済的には不足感の強まる時期ですが、だからこそ、大事なものがはっきり、無駄な物やいらない物を片づけていくことが可能になります。
 
 5月下旬までは、木星セクステル(六分)、うまくいかないことがあるとしても、周囲のアドバイスに支えられながらなんとか乗り切っていくことは可能ですが、不安感から、カリスマ的な人物の言葉に頼ろうとしてしまう人たちも増えてきそうではあります。
 5月下旬過ぎから木星は下方のスクエア(矩)。今ある状況に感謝しつつ、自分にとって必要なものを大切にしていこうと考えるようになっていきます。


秋月さやか


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