運勢天気予報 2023

運勢天気予報 2023

　まずは木星のトランジットから。
　木星は作物を成育させる熱や湿気であり、季節の巡りであり、収穫です。木星は12年で全天を1周、平均すれば1年で１サインを通過し、１２サインに順番に恵みをもたらしていきます。木星の幸運は1年間と覚えた人も多いでしょう。
　が、2023年の木星の動きはちょっと違う。2022年12月暮れから牡羊に入った木星は、2023年5月中旬（5/17)に牡羊から牡牛へと移動。つまり、約5カ月で牡羊を通過します。といっても、木星はすでに2022年5月から10月までの半年間、牡羊に入り、いったん逆行して魚に戻り、再び2022年12月末に牡羊にやってきたという経緯があるのですが。
　
　木星がやってくる牡羊には木星の援助が約束されるというのが占星術のお約束。牡羊は運勢好転。すでに2022年のうちに新たな動きがスタートしているかもしれませんが、2023年5月までのチャンスを逃さないように、早めに動きましょう。
　木星とトラインとなる獅子、射手は、運勢順調、思った以上に物事がスムーズに運びます。
　木星がオポジションとなる天秤は、周囲からの注目度が高まり、自己顕示欲も出てきそう。
　木星がスクエアとなる蟹、山羊は、楽観的になったり、期待しすぎの傾向が強まってきます。
　
　木星は5月中旬（05/17）には牡牛に進み、そして2024年5月まで牡牛を運行。といっても、2023年のうちには牡牛15度までしか進みませんので、牡牛後半の生まれの人は、2023年内はあまり木星の影響は感じられないかもしれませんが。
　ここしばらく天王星も牡牛を運行していますので、牡牛にとっては新たなチャレンジの機会。それも、いきなりのチャンスがやってきそう。
　木星とトラインとなる乙女、山羊のサインは、世の中の変化に影響されて、行動パターンが変化しやすくなり、あるいは考え方も変化していく時期になります。
　木星がオポジションとなる蠍については、めまぐるしくいろいろなことが変化していくので、忙しくなってきます。
　木星がスクエアとなる獅子、水瓶については、変化は急激に起こり、時には無謀な対処をしてしまうこともありそうですが。
　
　そして土星。土星は30年で全天を一周、これは世代交代の時をあらわします。１つのサインを２〜3年で通過していくことになります。土星は乾燥と冷気。すなわち冬の不毛と関連し、不作や困窮をあらわす試練の星とされます。が、同時に、不作に備える蓄財や、忍耐などを意味することもあります。
　土星は、すでに2021年に水瓶に入り、2023年3月上旬（3/07）に水瓶を去って魚へ。
　水瓶は2021年から約2年間続いた土星の試練が終了。3月上旬以降は、長年の問題が解決に向かい、鬱気分からも抜け出せそう。
　獅子は、土星オポジションが解消し、これまでの人間関係のプレッシャーからの開放。
　牡牛、蠍は、土星スクエアによるこれまでの失敗ダメージの修復を考えることができようになるかもしれません。
　
　そして3月上旬（3/17)から土星は魚へ。すでに魚に入っている海王星を追いかけて、これから2025年まで約３年間（実質2年半）、魚を運行します。
　魚は将来への不安感が強まってきそうですが、まずは経済的な引き締めから。無駄を省いてミニマムな暮らし方を考えていくこと。
　土星がオポジションをとりはじめる乙女は、世の中の動きに運命が影響されやすくなっている時期ですので、情報収集に意識を向けて。
　土星がスクエアとなる双子、射手は、無理をせず、失敗を回避しながら慎重に過ごしましょう。
　土星トラインとなる蟹、蠍は、3年先ぐらいの達成目標に意識を向けて、長期計画のスタートに最適。

　大惑星の配置から2023年の運勢を知る、毎年おなじみ運勢天気予報 を今年もお届け。あなたの運勢空模様を眺めながら、2023年の運勢計画に役立ててください。

誕生星座宮を選んでください

Ari Tau Gem Can

Leo Vir Lib Sco

Sag Cap Aqu Pis

牡羊予報2023　快晴、もうしばらくは好天続き

　木星が牡羊を運行している5月中旬までは、運勢好調な日々が続きます。空は晴れ渡り、地平線の彼方まで見渡せそう。さあ、新たな道を進んでいきましょう。望みを叶えるにはどうすればいい？　欲しい物はどこにある？　目的地にはどうやったら辿り着ける？
　運命を信じて踏み出してください。踏み出すことで新たな世界が見えてくるはずです。家に籠って考えているだけでは、なにも起こりませんし、何も見つけられません。心配しなくても大丈夫、行く手に怪物はいません。
　木星が牡羊から去ったのちも、特に問題のある星の配置はなく、物事はそれなりに順調に進んでいきます。ちょっとがっかりしてしまうぐらい、平和な日々が続くでしょう。が、新たな物事を開始したいなら、5月までにスタートして。

牡牛予報2023　天候回復、雨上がりの空に虹

　3月上旬、土星が水瓶から去り、スクエア解消。このところなんだかツイてない、うまくいかない、と不運を嘆いている人は、3月まで我慢すればなんとかなります。悪天候の時には、静かに家の中で過ごすしかありませんので。そして3月過ぎ、天候回復後に、これまでうまくいかなかったことにリベンジ。以前の失敗があるからこそ、今度は成功率が高まると考えてください。
　5月中旬に牡牛にやってくる木星。牡牛にはすでに天王星が入り、2023年〜2024年は木星天王星が同時に牡牛を運行。チャンスは突然やってきますので、油断しないように。運命を変えるのは決断と行動。新たな運命へと通じる扉を開く鍵を手に入れましょう。といっても、その扉の先に進んでいくためには、これまで馴染んだ古い習慣や知識を捨てなくてはならないこともあるかもしれませんが。

双子予報2023　穏やかな空、これからの天気は曖昧

　５月中旬までは木星が牡羊にあってセクステル。思い返せば、昨年2022年の夏から秋ぐらいまでの穏やかな日々が再び戻ってきたかのよう。昨年、うまくいかなかったことに再び取り掛かったり、このところ疎遠になっていた友人たちと再会したり。なんとなく、穏やかな日々が過ぎていきます。
　しかし3月上旬、土星が水瓶から魚へと移動し、スクエアをとりはじめると、運勢に陰り。せっかくうまくいきそうになったところで、ささいなミス。あるいは、思っていたような展開にならない。どうすればいいのか、と悩むことになりそうですが、まずは事実をしっかりと見て。失敗には必ず原因があり、成功にも必ず原因がある。そして、達成したい目標をはっきりと設定してから、対策や方針を考えていきましょう。

蟹予報2023　陽射しが和らぎ、穏やかな空に

　木星が牡羊を運行してスクエアとなる5月中旬までは、ついつい無理をしながら頑張ってしまう日々に。成果や評価が励みになって、もうちょっと、まだまだ、と頑張ってみたくなりますが、健康面が心配。
　木星が牡牛へと移動した5月中旬過ぎ、スクエア解消、ほっとした時間が戻ってきます。頑張ることは大事、でも、休むことも大切。
　３月上旬から土星は魚へ入り、トライン。運勢はゆっくりと穏やかに進んでいきます。将来のために準備しておいたほうがよいことがあるなら取り掛かって。種を蒔くために、まず畑を耕し始めることから、といったような成り行きになるかもしれませんが、確実に将来へと繋がる土台作りは、人生に対する安心感を増してくれるでしょう。

獅子予報2023　快晴、気温上昇、時々強風

　5月中旬まで木星は牡羊を運行し、トライン。ちょっとした失敗や躓きはあるにしろ、ポジティブに捉えながら乗り越えていけそうです。
　3月上旬以降は、土星オポジションが解消し、これまでの人間関係のプレッシャーから開放。邪魔者はあいかわらずいるとしても、味方や理解者がだんだんと増えていきそう。
　しかし5月中旬、木星は牡牛へ移動してスクエア。周囲を見回せば、キラキラと輝いている人ばかり。負けたくない、もっと頑張らなきゃ、とあせりが出てきそう。その結果、「なんでそんなことを」と周囲がびっくりするような、ハイリスクハイリターンのチャレンジに走ってしまう人もいそうですが。

乙女予報2023　陽射しは明るくとも風は冷たい

　3月上旬から土星が魚に入り、オポジション。社会や組織との関係性を意識し、社会的な立場や自分に課せられた役割を優先して考えるようになっていきます。そのためには何を学び、どのようにふるまうべきなのか。ビジネスライクな人間関係にはプレッシャーがつきもの、ジェネレーションギャップに悩む人たちもいそうです。
　5月中旬から木星は牡牛へと移動し、トライン。新たな世の中の変化を実感し、次の時代に向けてなにをすべきかを考え始めますが、混沌とした時代にあって、その答えはすぐには見つからないでしょう。チャンスはありますが、チャンスに伴うリスクやリターンについて考えるようになります。プライベートでの趣味の時間は、疲れた心を癒すために必須です。

天秤予報2023　晴のち雨、雨音に心休まる日々に

　木星が牡羊を運行し、オポジションをとっている5月中旬まで、賑やかな日々が続きます。いろいろな人たちとの出会いがあり、注目の中で、自分を認めてもらうチャンスもやってきます。人脈がさらに広がり、同時に、交際費などの出費も増えそうではありますが。
　5月中旬、木星が牡羊から去るとオポジション解消。周囲からのお誘いが減り、身辺が静かになってきます。これまで忙しかった人は、ようやく自分の時間が戻ってきそう。疲れた心身を休め、ゆっくりとメンテナンス。プライベートな物事にも意識を向けて。
　改めて、これまでを振り返り、これからについて考えてみる機会でもあります。このまま進んでいっていいのか、それとも？　もしも、たとえば、こうしたら。幾つものシミュレーションをしながら、これから進む道を考えていきましょう。

蠍予報2023　強風が雲を吹き飛ばして青空に

　3月上旬、土星のスクエアは解消へ。うっとおしかったアレコレ、ストレスだった案件が、だんだんと遠ざかり、フェイドアウト。
　そして5月中旬、木星は牡牛へ入り、オポジション。世界が広がり、新たな可能性が見えてきます。目的地を定める前に、まずは新たな世界を探検して回るのもありでしょう。そこで、どのような発見があるのか。
　周囲はあなたの活躍に期待しています。さあ、実力発揮！　天王星はあいかわらずスクエアですので、予想外の展開に戸惑うことはありそうですが、でも、対処できないわけではありません。チームメンバーには恵まれ、装備もそれなり。土星はトラインですので、気長に、根気よく対処していけば、必ず目的地に辿り着くはずですから。

射手予報2023　晴れているうちに、掃除に洗濯、仕事

　5月中旬まで、木星が牡羊を運行し、トライン。運勢が味方してくれている今のうちに、いろいろな物事を片づけてしまいましょう。
　しかし、3月上旬、魚に移動した土星がスクエアをとりはじめ、これまで気にならなかった問題が表面化。そのうちなんとかなるだろう、なんて放っておいてはいけません。なんとかならないどころか、後々になって「なぜあの時」と、後悔する原因にすらなりかねませんので。まずは、散らかっている状況を整理。なにをしなくてはならないのか、時間的に優先すべき物事からとりかかって。
　そんなに時間はありません。5月中旬、木星が牡羊から去る前に、今後のスケジュールだけでも決めておきましょう。その後は、スケジュールに従って物事を片づけて行けば、パズルを解くように、問題は解決に向かっていくはずです。

山羊予報2023　天候が安定している今のうちに

　木星が牡羊を運行している5月中旬までは、いつもの日常生活とルーティンワーク。自分らしく暮らせる、平和な日々です。しかし、心のどこかでは、そんな日々に、だんだん退屈してきてしまいそう。
　木星が牡牛に移動してトラインをとりはじめる5月中旬以降、世の中の変化を実感するような出来事に遭遇し、驚きや好奇心がきっかけになって、運勢にも変化が起こりやすくなってきます。新たな運命選択にあたっては、より自分の得意や個性を活かす方向で考えていくことになるでしょう。これからしばらくの間、困難な星の配置はなく、順調に運勢が運んでいきます。だからこそ、新たなチャレンジには最適。たとえ失敗しても、失敗さえもが良い経験になってくれるはずので、新しい世界を覗いてみてください。

水瓶予報2023　雲の切れ間から一瞬の青空

　3月上旬、土星が水瓶を去ります。これまで2年間、向き合ってきた問題は解決に向かいます。この2年間であなたが学んだことはなんでしょうか。忍耐、慎重さ、あるいは計画性。
　5月中旬、木星は牡牛へと入りスクエア。自分にとって大事なものを守りたいと考えるようになります。土星コンジャンクション体験前には、「あたりまえ」のように捉えていたことに価値を見出したり、その逆に、これまで望んでいた物事にそれほど意味はないと考えるようになるかもしれません。あなたにとって大事なものとはなんでしょうか。自分の居場所を大事にしたいと考える人もいますが、天王星はあいかわらずスクエアですので、居場所探しにはもうしばらく時間がかかりそうです。

魚予報2023　悪天候の時には、家の中へ避難

　3月上旬、土星が魚に入ります。経済的に厳しくなってきますし、時間的な余裕もなくなってきます。曖昧だった可能性は消えていき、確実に形になるものだけしか残りません。必要ないものは手放し、必要なものをどうやって守っていくかを考えるべきでしょう。
　厳しい状況の中で、これまでを振り返り、これからを考える。人生のリスタートや軌道修正のタイミングでもありますが、土星はこれから約３年間、2025年まで魚を運行します。状況改善には時間がかかりますので、あせらずに取りくんでください。
　人間関係では、うわべだけの友人関係からは遠ざかることになります。実際、忙しくなってくるので、遊びのお誘いには、あまりつきあえなくなってきそうです。孤立しやすくなりますが、同じ問題を共有している相手との信頼関係は強まっていくでしょう。

秋月さやか

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