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2017/05/10 ドラゴンポイントが獅子⇔水瓶に移動

 2017/05/10、ドラゴンポイントは、獅子⇔水瓶の軸に移動しました。
 ドラゴンポイントとは、太陽の軌道である黄道と月の軌道である白道の交点(架空の感受点)で、通常の惑星とは逆向きに運行していく軌道を持っています。
 ドラゴンポイントは昇交点と降交点の2カ所ありますが、これは、傾きの異なる黄道(太陽の通り道)と白道(月の通り道)の接点です。そしてこのポイントは、1年に19度ずつ、移動し、約18年で全天を1周します。
 
 太陽が消える日蝕、そして月が赤い影に覆われる月蝕。この2つの天体現象は、古代から、人々に恐れられました。
 蝕とはオカルトの語源です。光とは形になっている現実。そして影とは形にならない無意識。影である無意識が、光である現象に影響を与え、そして現実の運命を動かす。これこそが、オカルトの象徴としての天体現象ともいえるわけです。
 どうしてこのような現象が起こるのか。その謎は、太陽と月の軌道の交点であるドラゴンポイントに隠されていました。古代の自然科学者、そしてオカルティストたちは、この架空の感受点であるドラゴンポイントの移動を解析し、エクリプスの日時をドラゴンポイントの位置から予測してきました。
 
 ドラゴンポイントの前後18度以内で起こる新月は日蝕に、満月は月蝕となります。
 太陽がドラゴンポイント近くを運行している期間を「蝕の季節」と呼びますが、交点が180度の関係性で存在しているため、これはおよそ半年に一度の周期で発生します。

 エクリプスの運命変化の特徴は、無意識下における衝動と、想念の実体化と衝動です。満たされない想い、憧憬などが募ってきて、それらの想いが、自身の意識を変える、あるいはつき動かすのです。目の前にある物事だけでは飽きたらなくなり、心が欲するところに従って、自らだけではなく、周囲の状況までをも変えていくでしょう。そのため、エクリプスの周期は、9年周期でもたらされる大きな運命のリセット期となります。

 さて、ドラゴンポイントは、2017年5月10日から、2018年11月7日まで、約1年半、「獅子ー水瓶」の軸を運行します。この1年半、獅子と水瓶は蝕の星座宮(サイン)となり、日蝕は4回、月蝕は3回、発生します。
 
 ただし、蝕の星座宮の両側の星座宮に太陽、月がある場合においても蝕は発生します。
 2018/07/13の日蝕は、すでに蟹座宮において発生しますし、
 獅子座宮における月蝕は、ドラゴンポイントがまだ乙女⇔魚にあったうちに1回起こっています。そして、ドラゴンポイントが獅子ー水瓶から移動した後にも、もう1回起こります。

・NewMoon 2016/03/09 10:56 (JST)Pis 18E
・NewMoon 2016/09/01 18:04 (JST)Vir09E
・NewMoon 2017/02/26 23:59(JST)Pis08E
・NewMoon 2017/08/22 03:31(JST) Leo28E
・NewMoon 2018/02/16 06:06(JST) Aqu27E
・NewMoon 2018/07/13 11:49 (JST) Can20E
・NewMoon2018/08/11 18:59 (JST) Leo18E

・FullMoon 2016/03/23 21:02(JST) Lib03 E
・FullMoon 2016/09/17 04:06 (JST)Pis24E
・FullMoon 2017/02/11 09:34 (JST) Leo22E
・FullMoon 2017/08/08 03:12 (JST) Aqu15E
・FullMoon 2018/01/31 22:28 (JST) Leo11E
・FullMoon 2018/07/28 05:22(JST) Aqu04E

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