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宇宙と魂

 天空の星々(マクロコスモス)が、地上の出来事を象徴する、というのが、占星術の基本となる照応論です。本来の占星術は、地上に起こる出来事を知るために用いられました。地上、つまりは国に起こる出来事、国の運命を決めるという意味で、国を治める王の運命を占うために用いられることもありましたが、とにかくそういった大きな運命を知るためのものでした。

 

 紀元前250年頃、古代ギリシャに占星術の知識が伝えられます。時とは何か、宇宙とは何か、人間の本質とは何か、を模索していた古代ギリシャの哲学者たちに、占星術は大きな影響を与えました。

 肉体は地上からもたらされるものですが、魂は天空から来るものと彼らは考えたので、魂と星を関連づけるのは、自然なことだったのでしょう。

 そして誕生時の天空(マクロコスモス)を、人はその魂(ミクロコスモス)の中に写し取って誕生する、という占星術の基本となる照応論(コレスポンデンス)の考え方が確立されました。人は誰でも、その魂に星を宿しているので、その星の位置を読み取れば、魂のありかたがわかるのです。

 

 ギリシャ語のアストロン(星)とロゴス(精神)が結び付いて、アストロロジーの語源、アストロロギアとなりました。アストロロギア、それは星辰の意志を読みとる「星の学問」。占星術はギリシャ哲学によって精神を与えられたのです。

占術研究家 秋月さやか

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