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星辰の神々

 古代の人々は夜空を眺めるうち、描かれたように位置や形が決っている星々と、ひときわ明るく輝きながら位置を変えて動き回る目立った星々があることに気づきました。

 夜空に描かれたような星々とは恒星(Fixed Star)のことです。そのなかを動くひときわめだつ星々とは惑星(Planet)、水星、金星、火星、木星、土星のこと。惑星は、星空を行きつ戻りつしたり、じっと動かなかったり、急に動きだしたり、あたかも意思を持っているかのように見えたのでしょう。

 

 人々は、太陽と月、5つの惑星を天上界に住む神々の化身と考えるようになりました。そして自分たちが空を見上げるのと同じように、星々や太陽や月も人々を見おろし、あるいは見守っていると信じたのです。それが星辰信仰の始まり。

 

 太陽は、地上に光を与え作物を成長させることから、この世界の支配神。月は、その満ち欠けが地上の水に影響を与え、動物を繁殖させることから、水を司る母神。

 日の出前と日の入り後に鋭く輝く水星は、西に東に見える位置をひんぱんに変えることや、太陽に付き従っていることから、素早い動きの伝令神。

 美しく光を放つ金星は、若く魅力的な女神。火星の赤い輝きとひときわ不規則な動きは、情熱的で粗暴な戦いの男神。白く明るく輝く木星は、全知全能の裁きの神。暗く遅い歩みの土星は、年を取った老神。

占術研究家 秋月さやか

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