世界情勢占断(マンデーン)
Mundane
マンデーンは、占星術において世界情勢を占う分野を意味する。マンデーン(Mundane)の語源はラテン語のMundus(世界、人類、地球)。古代、占星術は国家、社会情勢を占うものであった。しかし、ギリシャの哲学者たちにより、占星術が個人の運命を占うために用いられるようになると、社会情勢を占う分野はマンデーンと称されるようになる。マンデーンには、天変地異、政治経済なども含まれる場合があり、その占断には慎重を要する。
また、惑星の位置を天の赤道経度で表示する場合にもマンデーンという言葉が用いられる。これは、語源となるラテン語のMundusには、世界、人類、地球だけでなく、宇宙、天体、天界、などの意味が含まれるため。(通常、占星術では惑星の位置は黄道経度で表示される。)
占術研究家 秋月さやか
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