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初夢公開鑑定2019 発表

   「冬至を過ぎたら初夢」が私のキャッチフレーズです。
 なぜ冬至?と聞かれるのですが、その前にまず考えたいこと。「初夢とはなんぞや」→答「初夢とは年のはじまりにみる夢」
 これは年初には年神が訪れるという信仰からきたもので、年神の訪れに伴って夢の中でもたらされるメッセージが初夢というわけです。となると、年のはじまりっていつ?ということになるわけですが、さて、年のはじまりとはいつでしょうか?

(1) グレゴリオ暦の1月1日
(2) 太陰太陽暦の1月1日
(3) 立春
(4) 太陽が蘇る冬至

(1)  現在使用している新暦(グレゴリオ暦)は、明治の改暦以降、使用されるようになった暦です。つまり日本で使用されるようになってから、150年ぐらい、歴史は浅いのですが、たしかに年のはじまりではあります。(なお、グレゴリオ暦の前はユリウス暦でしたが、グレゴリオ暦、ユリウス暦、どちらも太陽暦です。)
 
(2)  江戸時代には月の満ち欠けに従った太陰太陽暦が使用されていました。その1年は立春前後の朔(実際には二十四節気の雨水を含む朔望月の朔)から始まります。これが太陰太陽暦の新年で、今でも中国文化圏では春節として新年を祝う日です。日本ではいわゆる旧暦元日ということになるのでしょうか。
 
(3)  東洋占術では、季節を知る太陽の動き(二十四節気)をもとにした十二支月を使用します。この節月(十二支月)の新年は立春です。立春から年の干支が改まります。平安時代末期に活躍した西行法師は初夢の歌を詠んでいますが、その初夢とは立春の朝にみた夢のことでした。
 
(4)  日本の太陰太陽暦は中国から渡ってきたものです。さきほど、立春から年の干支が新たになると書きましたが、これは漢の武帝の時代以降のことであり、その前はというと、冬至を年の区切りとしていました。冬至は太陽の復活、そして新たな年のはじまりであり、中国の皇帝は、祭天として、冬至に祖霊を祀り国家安泰を祈る儀式を行いました。
 
 というわけで、(1) (2) (3) (4) どれもが正解。グレゴリオ暦の1月1日だけにこだわることはない、ということです。暦は人間の都合で変更されることもあります。明治の改暦がそのよい例です。でも、そもそも暦ってなんだっていうことを考えると、暦を作る根拠となった天体の動きを考えるとよいかも知れません。
 さて、ではいよいよ2019年の初夢発表です。夢をご応募いただいた皆様、まことにありがとうございました。発表数には限りがありますが、すべての夢に目を通しております。夢のメッセージがあなたにとって役立つアドバイスとなりますように。

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初夢画像

1「青海苔の夢は最高の吉夢」
Q 青海苔が降ってきた夢をみました。最初は雪が降っていたのですが、青いものが落ちてくるので何だろうと思ったら、青海苔でした。なんで青海苔?と思ったところで目が覚めましたが、その後、とってもいいことが。青海苔の夢は私にとって最高の吉夢です!
(ハンドルネーム 浜田優子)

A この夢は、冬至の日にお会いした浜田さんご自身から直接伺いました。東洋の夢解釈として最適の題材と思えましたので、浜田さんにお願いして公開しています。ご協力ありがとうございます。
 
 なんで青海苔? 青海苔ってどういう意味だっただろうか?と私もしばらく考えてしまいました。青海苔なんて夢占い事典には載っていないでしょう。海苔だから海藻?海藻を夢占い事典で探してみたとしても「無意識の中にあって、あなたに絡みついているもの」というような感じになるのでしょう。
 ユングの夢解釈だけで夢は解けない、私はつねづねそう言っていますが、それは文化の違いがあるからです。まず、海藻を食べるのは世界の中でも日本、韓国、インドネシアの一部、そしてフランスの沿岸地域の一部とアイルランドだけ。青海苔は日本人である私たちにとっては食物ですが、ヨーロッパの多くの人々にとっては、食物という認識にはならないのです。となると、海藻が食用になる地域とならない地域では、夢占いの解釈に違いが出るのは当然です。
 また、夢の中で降ってきた青緑色の物は、つまりは青緑色の植物でしょう。青菜やお茶の若葉、そして、春になって芽吹くすべての植物の色です。
 
 さらには雪。ヨーロッパで雪といったら、カノッサの屈辱、そしてハンニバルのアルプス越えでしょうか。雪は人々を脅かす脅威であり、行く手を阻む邪魔者でしかありません。しかし東洋では伝統的に雪は水を生みだすもの。特に日本では大雪は豊作をもたらす吉兆です。小正月(1/15)に飾る繭玉は、木についた雪をあらわす縁起物とされますが、雪が多ければ春の雪解け水に恵まれ、田畑は豊作となります。
 以上を考えてみますと、これは冬から春になるという夢と解けるのではないでしょうか。雪は冬、そして青緑の植物は春。雪のあとに春はやってくる夢と解釈すれば、たしかにこれは吉夢です!
秋月さやか

2「団体は左の道を、友人は右の道を進んで行く夢」
Q 海辺の崖の上の大きなホテル。海辺に面したガラス張りのホールがある。学生の団体がガヤガヤ食事をしている。その中には、部活の仲間のグループの姿も見える。大きなホールだが、全ての席が埋まっていて座るところが無い。椅子を探してきて、普段話したことのない人の隣の一番端に、席を作る。
 ご飯を取りに行くと、怖いぶっきらぼうのキッチンのおばさんが遅いわねといわんばかりで、選択もできぬまま、与えられたものをもらって、席に着いて食べる。食事は、ステーキ定食で、温かさが沁みて美味しくいただく。食器を返しに行くと、キッチンのおばさんに呼び止められる。「この間、あなたが言っていた“メープルじゃこ”作ってみたの。食べてって。揚げたてだから!」メープルの香りがフワリと立ってサクサクとして、美味しいと告げるとニコニコして「でしょ〜」と言われる。
 部屋に帰っていく人の流れに乗るが、私の周りに、微妙に空間が空く。すると、産休を取っていたクラスメイトが赤ちゃんを抱きながら歩いている。私が話しかける。「単位取るの大変だよね。私、まだまだ単位が取れてい無いよ。卒業見えてきた?」するとクラスメイトは来春には卒業できるという。「凄いね!私は、秋にもまだ単位とらなきゃだよ。偉いなぁぁ。お互い頑張ろうね〜。」分かれ道に来て、道が分からず、立ち止まる。クラスメイトは右の道を進む。団体は左の道を進む。すると、彼女が振り返り「こっちの道で大丈夫だよ。どっちも部屋に着くのに、なんでみんなあっち行くんだろうね〜。」なんだかちょっと安心して、彼女の行く道を追いかける。。。
(ハンドルネームdaybreak)

A 原文はかなり長いもので整理しました。つまり、長い夢で中に複数のテーマが混在している時にはどうやって解いていくかという実例としてご紹介します。
 まず場所は大きなホテルの食堂です。いろいろな人が出入りしていることから、今、参加している団体(学校や地域活動、仕事であればオープンにいろいろな人が関わるようなイメージの仕事)の場と考えられます。しかし、座るところがなくて、一番端に席を作ります。つまり今の状態は、(仕事や学習において)大勢の人たちがやっているやり方をとろうとしても馴染めない、そして浮いている状態ではないでしょうか。
 
 登場人物は学生たち(部活の仲間のグループ)、キッチンのおばさん、そして産休を取っていたクラスメイトですが、関わる人に従って整理すると2つのテーマが浮かび上がります。
1つは、キッチンのおばさんとのやりとり。
2つめは、部屋に帰って行く学生の団体と産休を取っていたクラスメイト
 
 1は、選択できぬまま、与えられたものをもらって食べる。ステーキ定食で、とても温かさが沁みて美味しくいただく。「この間、あなたが言っていた“メープルじゃこ”作ってみたの。食べてって。揚げたてだから!」美味しいと告げるとニコニコして「でしょ〜」と言われる。
 キッチンのおばさんは、食堂の仕切り役のような存在です。つまり、現場のマネージャー、もしくは指導役などでしょうか。最初は選択もさせてもらえずに与えられた課題と取り組むしかなかったという状況ですが、しかしそれは食べ応えのあるステーキ定食で、取り組んでみたら役立つものであったようです。そして、デザートのような「メープルじゃこ」は、キッチンのおばさんが、daybreakさんのアイデアをとりいれて作ったもの。つまり、マネージャー役もしくは指導役にどんどんリクエストしてもOKということでしょう。
 
 2は、産休を取っていたクラスメイトが赤ちゃんを抱きながら歩いている。クラスメイトは来春には卒業できるという。分かれ道に来て、道が分からず、立ち止まる。クラスメイトは右の道を進む。団体は左の道を進む。クラスメイトが振り返り「こっちの道で大丈夫だよ。どっちも部屋に着くのに、なんでみんなあっち行くんだろうね〜。」なんだかちょっと安心して、追いかける。
 クラスメイトが抱いている赤ちゃんは、新しいチャレンジを意味しているのかも知れません。団体は左の道を行きますが、そもそも、そちらに進んで行くその他大勢の道は、daybreakさんには馴染めないでしょう。であれば、彼女のように右の道を行くことです。「こっちの道で大丈夫だよ。」と彼女も言っているのですから。右もしくは左がなにを意味しているのかはよくわかりませんが、その他大勢がただなんとなく進んで行く道に従う必要はない、ということではないでしょうか。
秋月さやか

3「蛇に左腕を噛まれる夢」
Q 雑木林の向こうから太い怒声にも似た人の言葉を使うオオニシキヘビのような大蛇が数十メートルを跳んできて私の左首にかみついたところで目がさめました。何かを暗示しているでしょうか。普段見ない種類の突出して奇異な夢でした。
(ハンドルネーム taka)

A 噛みつかれた痛みはありましたでしょうか。もしも、夢の中で痛みを感じた場合には、肉体的なトラブルに要注意です。日常生活の中では感じにくい(もしくは見逃してしまっている)痛みが夢の中であらわれたものかも知れません。骨格の歪みや筋肉、神経系のトラブルです。
 また、怒声が人の声であったということですが、夢の中での怒声や騒音が、体内の音の場合もあります。以前、ひどい騒音の夢をみたという方は、その後、血流のトラブルで入院しました。それは起きている時には気にならない体内の音を睡眠中に聞いていたからではないだろうかと思えます。必ずしも騒音や怒声=体調トラブルと結びつけることが適当かどうかはわかりませんが、いちおうそういう可能性もあるかも知れない、ぐらいには考えてみてください。
 そして左腕を噛まれる。左側を意識せよ、という意味なのかも知れません。職場で左側に座っている人に心当たりはありますでしょうか?
 
 また、利き腕はどちらでしょうか。利き腕は利益を生み出す本業の腕で、左腕はサイドビジネスや趣味をあらわすことがあります。(注。左腕が利き腕の場合は、左腕が本業となります。)利き腕ではないという場合には、サイドビジネスでの損失に注意してください。といっても、噛まれること=悪いこととはなるかどうかはわからず、新たな展開(刺激)があるという意味の可能性もあります。
 人の言葉を話すというところから、それは蛇ではなく人なのかも?という解釈も成り立つでしょう。大蛇はなんと言っていましたか?大蛇の言葉を思い出してみると、何かの手掛かりになるかも知れません。
秋月さやか

4「子供たちに乱入されて警察を呼ぶ夢」
Q 突然我が家に、数人の子供たちが、乱入し、家の中を、走り回るので、警察を呼び、取り押さえてもらうと、子供達は、おじさんに、ご褒美を、上げるから、乱入してくれと頼まれたと答えた。今、行政書士事務所(相続・遺言)開業したばかり、2019年これで、飯を食えるか、正念場であると思う。うまくいくでしょうか?
(ハンドルネーム やまあき)

A 結論から言いますと、うまくいく可能性は高いです。「乱入」という言葉になってはいますが、訪問者はやってくるわけですから、依頼はあるということです。
 御褒美をあげるから乱入してくれ、と頼まれてやってきた子供たちって、まるで「ガキの使い」。まあ、クライアント(依頼者)というのはそんなものかも知れません。専門的な知識がないから行政書士さんを頼ってくるわけです。あなたにとっては、子供に教えるように手のかかる相手かも知れません。そんなに簡単ではないかも知れません。でも、クライアント(依頼者)はやってきます。子供を扱うように、根気強く優しく接してあげてください。それがすべてだと思います。また、警察を呼ぶという部分は、弁護士さんじゃないと扱えない案件も混じってくるという意味かも知れませんので、連携をとることのできる弁護士さんをあらかじめ想定しておかれるとよろしいかと思います。
秋月さやか

5「新しくやってきた知らないシェフの夢」
Q 自分が経営している飲食店(パブのような店)、いつもより照明が暗い。
キッチンに行くと、知らない男が料理を作っている。いつものシェフに「誰?」と聞くと、「新しいシェフですよ。あなたが雇ったのでは?」と。
その男は背が高くモジャモジャの髪(葉加瀬太郎みたいな)で、大声で他のスタッフと何かを喋っている。私を見ても挨拶もせず、内心ムカっとする。
ホールには客がかなり入っており、料理を待っている。「料理が出るのが遅い!」とキッチンに入ってオーブンを開けると、ピザが3〜4枚入っているが、形がいつもの丸型でなくインドのナンみたいな形で具の乗せ方もいつもと違う。
「こんなのはダメだ!料理も照明も自分のやり方と違う!」と思っていると、年老いた女がピザを齧りながら近づいてきて、「アンチョビのピザを食べて見なさいよ。最高だから」と言う。「アンチョビか。アンチョビは大好きだ」と思ったところで終わった。変な夢ですよね。でも店の夢は時々見ます。やめてから25年も経つのに。
(Biggy Neptune) 「魂の占い師」 原宿タリムで活躍中!

A 原宿タリムでご活躍中の「魂の占い師」Biggy Neptune氏から、夢をいただきました!
 さて、夢の中の舞台は25年以上前に経営していたご自分の店です。夢の中では時は超越しますから、その店は今でも、ご自分の店、テリトリーです。
 そして感じの悪い新しいシェフ。自分を無視するし、照明は暗いし、客は待たせるし。ダメだ! こんなのは自分のやり方と違う!…のはずなのですが、アンチョビは大好き。そして最高だから!と称賛する女。おやおや…。
 
 夢の中に登場する「知らない人」は、たいていの場合、自分の分身です。背が高くモジャモジャの髪、それだけ聞いたらBiggy先生じゃないの?って思う人も多いんじゃないでしょうか? 「こんなのは自分のやり方と違う!」…のはずなんですけど、アンチョビのピザは最高!
 これは、新しい自分になれ、という夢のメッセージなのではないでしょうか。今までと違うやり方をしてもいい、ということなのではないでしょうか。といっても、いきなりではマズイのかも知れません。
 いつものシェフは、Biggy先生ご自身の一部です、というか、これまでのご自身です。
 ということは。いつのもシェフは、その新しいシェフをどう扱うのでしょうか? そのインドのナンみたいな形のピザをどうにかしたほうがいいでしょうか?具の乗せ方をいつものようにしたほうがいいでしょうか?
 「いつものシェフ」の視点に立って、新しいシェフの活かし方を考えてみてはいかがでしょう。きっとそのうち、アンチョビ・ピザの新たなメニューが加わりそうですね!
「魂の占い師」Biggy Neptune先生、原宿タリムに出演中です!
秋月さやか

6「ワイングラスの中に指輪が現れる夢」
Q 以前好きだった人(Aとします)と夜、レストランで食事をしている夢です。私の手元にあるワイングラスに、Aが水を注いでいくと、指輪が現れ、私が驚いていると、Aから「付き合ってほしい」と言われる夢でした。最近、Aとは疎遠で全く意識しておらず、また、この夢を見るのは2回目です。
(ハンドルネーム エレピ)

A ワイングラスの中に指輪。なんともロマンチックな演出のプロポーズですね。おそらく、あなた自身の結婚願望も高まっており、そしてまた、結婚の可能性も近づいてきているのではないでしょうか。でも、そのお相手はAさんではないでしょう。Aさんは、結婚相手の代役として夢に登場しています。実際のお相手は、まだ会っていない誰かです。もしもあなたが結婚したい、と思っているなら、婚活を開始してください。
 人は一晩に4〜5ぐらいの夢をみているとされますが、意味のない夢は忘れてしまいます。意味のあることだけ覚えているのです。では、2回繰り返してみる夢はなにかと言えば、それは起こる可能性の高い夢ということです。3回ぐらいまでは繰り返しみることもあります。しかし、それを無視していると、もう見なくなります。あなたがもしも結婚を本気で考えたいのなら、とにかくチャンスは今ということでしょう。
秋月さやか

7「猫が虎になった夢」
Q 階段を上がり切るとそこは店で、アンティークなソファがあり、そこに座りました。
 隣には、大型犬ぐらいのサイズになっている我が家の猫が座っていて、ゴロゴロと喉を鳴らしては甘えてきます。
 目の前に緑の草原があり、遠くには森が見えています。気づいたらその森は真っ黒な木々になり、隣にいる我が家の猫のぬくもりを指先でそっと確かめていると、なんとなく感触がいつもと違う。視線を下ろして確かめると、腰高くらいの大きさのトラのような、トラ柄のヒョウのようなものが、口をパカッとあけて、ゴロゴロと喉を鳴らしていました。しっぽがうねうねと蛇のように動いては、そのしっぽの先が私の頬をぐいぐいと押してきます。視線が合い、思い切り頭突きされるように押されます。
 後ろに倒れかけたとき、視界に広がる天の空には白い雲の真ん中を突き抜けるように円が仕上がっていて、その円の中心には紺碧だけど奥行きがあり、その向こう側には無数の星の数がきらめいていました。押し倒そうとしていたトラ(大猫)はいなくて、身体は地上から30センチほど浮いた状態で横になっていて、お腹の上に地球儀のようなものが乗っていて両手でそれを大事に抱えたまま、ずーっと無数の星の奥行きの行き止まりを探すみたいに見ていました。
(まさききりん)呪術師

A この夢は、2つの夢に分けて考えたほうがわかりやすいでしょう。前半は猫が虎になる夢です。さらには尻尾が蛇のように…って、そんな怪物がいましたね。「鵺」(ぬえ)です。キマイラで虎の手足。胴体についても虎になっていることがあります。尻尾は蛇です。鵺に関しては、北東の寅(虎)、南東の巳(蛇)、南西の申(猿)、北西の乾(犬もしくは猪)といった干支を表す獣の合成という考えもあります。自宅の猫が鵺にパワーアップしたと考えればよろしいでしょう。鵺を使い魔として、お仕事にお励みください!
 そして後半は、一種の幽体離脱っぽい感じになっていきます。瞑想を習慣的に行っている人たちは、地球をみたり、宇宙を漂うようなイメージをみることがあります。実際に幽体離脱しているかどうかはわかりませんが、視点が広くなるという特徴があるのです。その状態で、本当に客観的に自分をみることがあり、あるいは他の人の意識にアクセスすることが可能であるとされます。
 つまり、この夢自体がなにかをメッセージしているというのではなく、精神的なパワーアップの夢というように考えられるのではないかと思います。
秋月さやか

8「放たれた犬、三頭の犬が棒の回りを回る夢」
Q 大晦日から元旦に見た夢。中年の女性が出てくる。観音信仰の巫女で白装束。犬を使役する力がある。他の宗教家と対立している。その相談だった。女は犬を放つ。僕も女も犬を追う。犬は坂を降りて走りぶつかり棒に絡む。この棒には二頭の犬が両端につながれており、三頭は、棒と共に回っている。
(ハンドルネーム 酷使夢想)

A 犬にはいろいろな意味があります。人間の従者、あるいはスパイ(密使)などです。宗教、なるほど世の中にはいろいろな主義主張があり、そして宗教もあります。宗教もまたビジネスであり、政治ですね。白装束の女性は、政治家もしくはなんらか影響力のある人物でしょうか。教育者かも知れません。そして犬は、味方になって働いてくれる人物、あるいは情報をもたらしてくれるルートなどでしょう。
 「犬も歩けば棒に当たる」という諺でしょうか。「犬も歩けば棒に当たる」とは、 本来は、犬がうろついていると、いつか人に棒で叩かれる、つまりはでしゃばると災難にあうという意味であったそうです。現在では、「当たる」という言葉の印象から、幸運に当るという反対の意味として使われる言葉になってしまったということですが。つまり、残念ながら情報をもたらしてくれるであろう手掛かりは機能しません。
 あるいは解決したいことに関して進展は望めない状態です。なぜなら、棒に当たった犬は、すでに繋がれている2頭と共に、ぐるぐると棒の回りを回るだけだからです。もしかして3回目のトライでしょうか?しかし残念ながらこれは失敗に終わります。今後、なんらかの進展がある場合には、また犬の夢をみるでしょう。
秋月さやか

9「シロアリかも知れない小さな虫の夢」
Q 朝起きてみると二階寝室のドア付近天井ちかくの壁におがくずと小さな虫がびっしり。室内に干していた洗濯物にもついていて、夫に「なにこれ!」と文句言いながら一階の流し場で洗い流す。シロアリか?この家もそろそろ限界か、と思う。(現実の家と同じ構造・戸建ての借家)
(ハンドルネーム かよこ)

A 家は家庭です。そこに小さな虫がびっしりいる、シロアリか?この家もそろそろ限界か、と思うのは実際の家屋ではなく、家庭のことかも知れません。虫はたいてい、小さな問題です。しかし、小さな虫(問題やストレス)であっても、放っておくうちに、問題が積み重なっていってしまうと、これが家を揺るがすほどの力になってしまうことがあるのです。問題が小さなうちに改善策を考えてください。
 もしもそれが借金など経済的な問題であっても同様です、放っておいてはいけません。メンテナンスを考えてください。疲れがたまっているのであれば、なおさらメンテナンスが必要です、心身をいたわってください。
秋月さやか

10「彼とジェットコースターに乗っている夢」
Q ゆっくり上昇をするジェットコースター、二人は何故か前後に座っていて…でも横にも誰か座っていて…。落ちる瞬間は、前にいる彼にしがみつき周りの景色は見えてません。ただ以前も一緒に乗った事のあるジェットコースターと比較して、あれよりは怖かったけどあれよりはマシだったねと、夢の中で彼と話をしました。これは今後二人に何か嫌な事が起こる前触れなんでしょうか?
(ハンドルネーム ゆう)

A 今よりは2人の距離は離れてしまうかも知れません。普通、カップルがジェットコースターに乗るとしたら、それは並んで座りますよね。しかし、夢の中では横にも誰か座っていたとあります。そして、その誰かがあなたの横に座っていたとしたら、あなたにとって彼よりももっと気になる相手があらわれるということです。
 ジェットコースターはスリルを味わう遊びです。あなたがマンネリ化した恋愛状態に飽きたらなくなったとしたら、他に関心が向かってしまう可能性もありそうです。「あれよりは怖かったけどあれよりはマシだったね」という会話は、はたしてどういう場面で交わされることになるのでしょうか。
 もしもそんな展開は嫌だとあなたが考えているとしたら、そうならない方法としては、ジェットコースターに乗らないこと。といってももちろんそれは比喩です。ジェットコースターはスリルを味わう乗り物だと書きました。ジェットコースターのスリルではなく、地に足を付けながら歩く安定感を意識してください。
秋月さやか

11「浪人中の長男と頂上の展望台に行った夢」
Q 初夢は、浪人中の長男と緑の生い茂った山の頂上近くにいました。頂上まで登り展望台に行くと穏やかな海が見えました。後ろ振り向くとこちらには、穏やかな湖が見えました。どちらもとても美しかったです。長男とすごいねぇと話しました。
(ハンドルネーム まきこ)

A ご長男は浪人中とのことですが、たぶん合格されるでしょう。頂上まで登るというのは目標達成です。山登りのゴールは頂上です。受験のゴールは合格です。これがもしも、「合格発表」の夢だったとしたら、それは必ずしも合格をあらわす夢とはいえず、ただの充足夢(願望が夢にあらわれただけ)だったかも知れません。しかし、頂上に登ってあたりを眺める夢であれば、それは間違いなく目標達成、合格の夢と考えてよいでしょう!
秋月さやか

12「目玉が1つになり、溶けて落ちてしまう夢」
Q 自分の目玉が1つになり、そのあとどろりと目玉が溶けて落ちました。なんとか押し戻そうしていました。不倫相手のことを「もう嫌になっちゃったな」と別れる決意をしたり、辞めたいと思っている会社の社長の奥さんに「もう辞めたいです」と告げる夢を見ました。起きてからは、実行するつもりにはなれないですが、本心ではそうしたいんでしょうか?
(ハンドルネーム カンナ)

A 「本心ではそうしたいんでしょうか?」→たぶんそうでしょう。でも、起きてからは実行するつもりがなくなるのは、なぜなのでしょうか。そもそも「本心」というのはいったいなにか、ということが問題になるかと思います。
 不倫相手と別れたいと思っている、たぶんそれは本心でしょう。恋愛は感情ですから、一緒にいたい、一緒にいたくない(別れたい)、の2つの選択肢しかありません。本心は別れたいのですが、でも起きると別れたくない、となります。ですが「別れたくない」イコール「一緒にいたい」というわけではないでしょう。となると、「別れたい(一緒に居たくない)」けれど、「(なぜか)別れたくない」というややこしい状態に突入します。では、「別れたくない」理由は一体なんでしょうか。たぶん、その答えが本心です。
 一方、仕事は恋愛ではないので、感情で判断できるものではありません。仕事を辞めたいと思っている人たちは、潜在的にかなりの割合で存在しているでしょうが、感情的に嫌だからといって辞めることは(よほどのパワハラにでも遭遇していない限り)ないでしょう。「仕事を辞めたい」のは「仕事が嫌なのか」「職場の居心地が悪いのか?」「給料が不満なのか」、そのあたりを突き詰めるとこれもまた「本心」がはっきりしてくるかも知れません。といっても、現実的に仕事を辞めてしまえば困ることもでてくるので、「辞めたい」で、簡単に辞められるわけがないのは当然です。といっても、夢の中で「辞めたい」と告げるのは、「もっと自分を認めてください」という裏返しであることが多いので、努力が報われないと感じている状況かも知れません。
 
 今のあなたは、本心がはっきりせずに、だからこれからどうしたらいいのかわからない状態です。目玉が1つになり、溶けて落ちてしまう。通常、人は2つの眼で物をみます。だから立体的に見え、距離も測れるわけです。それが1つになってしまうというのは、客観的に物事を見ることができていない状態です。ご自身の判断力について不安を感じているのではないでしょうか。
 まず、仕事のことからでしょう。ハローワークでもなんでもいいから、相談できる窓口へ。一人で悩んでいてもうまくいきません。仕事に関しては仲間やアドバイザーが多いほうが断然、有利なのです。努力が報われる職場へ。転職も視野に入れて広く考えてください。そこからではないでしょうか。
秋月さやか

13「ミニチュアのドールハウスをプレゼントされる夢」
Q 創作人形の先生(女性)からプレゼントを送ったと電話があり、箱を開けると、ドールハウスが入っていました。男女の可愛い子供の人形が一体ずつと、本のページをめくるように開く仕掛けのドールハウスには様々な愛らしいミニチュアが入っていて、嬉しくて見とれました。私は現在独身でお付き合いしている人もおらず、父親から婚活を強要されています。片思い中の人はいますが進展はない状態です。仕事はエステティシャンで、昨年末に職場が変わったばかりです。今年は何か人生に動きがあるのでしょうか?
(ハンドルネーム ミラク)

A 結婚についてはどのようにお考えでしょうか。したくないとしたら無理にすることはありませんが、ドールハウスに嬉しくて見とれた、ということからすると、結婚願望はあるということでしょう。もしもそうなら、婚活をはじめてください。お父様が婚活を強制されるとのこと。口出しはされたくないといったところでしょうか。その創作人形の先生とは、今でも交流があるのでしょうか。もし交流があるのでしたら、その先生に御相談なさってみてください。きっと良い知恵を貸して下さることでしょう。片思い中の方とのご縁があるのかないのかは、この夢からはわかりませんが、とにかく婚活開始なさるには良いタイミングかと思います。
秋月さやか

14「時間制限、あと1分でスープを配膳できなかった夢」
Q 職場で、せかせかとステーキを子どもたちに配膳していた。何故か時間制限があり、あと1分のところでスープを2人に配膳できず、先輩に指摘を受ける。まあこういう時もあるよな、と思っていた。
(ハンドルネーム あーーちゃん)

A 実際のお仕事で、配膳をなさっているのでしょうか。時間制限があるわけではないでしょうが、しかし、あと1分のところで配膳できなかったスープは、仕事でやり残している何か、あるいは完全に達成されていない部分などを意味しています。指導役の先輩とのコミュニケーションはうまくいっていますか? 仕事の効率やスキルアップについて相談してみてください。「まあこういう時もあるよな」でそのままにしていないで、もう少しレベルアップ。何かがちょっと不足なために達成できない状況が改善されるかも知れませんから。
秋月さやか

15「兵士のような人が機関銃を連続銃撃する夢」
Q 元日の夜に見た夢です。列車に乗っているか、レストランのテーブルか、どちらかなのですが、私は4人掛け席通路側に座っていて、隣に私の子どもが座っています。通路を挟んですぐ隣に男性4人組が2人ずつ向い合せで座っていました。そのうちの私から見て向かい側になる席に座っている2人の男性が、兵士のような服を着ていました。その2人の背中の椅子越しに、別の兵士のような服を着た人が複数やってきて、機関銃で連続銃撃しました。
(ハンドルネーム その次へ)

A この文章からは、別の兵士のような服を着た複数の人が連続銃撃した相手が誰なのかがよくわかりませんが、世の中に対する不安があらわれた夢に思えます。実際、列車、レストラン、いずれであっても、まったく知らない人たちがすぐ隣に座ります。もちろん、レストランや列車の中にいるのはそんなに長い時間ではないでしょうけれど、たしかに安全かどうかはわかりません。
 4人掛けのボックス席、もしかしたらそれは、マンションの部屋を意味しているのかも知れません。戸建ての住宅地の可能性もありうるでしょう。隣室や隣地に誰が住んでいるのか、よくわからないことも多い現代社会です。居住環境への不安があらわれた夢と考えればかなり解釈しやすくなるかと思います。
 といっても、実際に何かが起こるような夢とも思えません。実際に何かあるとしたら、騒音と不安でしょうか。居住環境の安全確保について、日頃から意識して考えておくのはもちろん大事なことです。
秋月さやか

16「机に向かって勉強する夢」
Q 元日の深夜に初詣に行った後に寝に入りしばらくしてからのことでした。机に向かって勉強をしている夢でした。とにかく厚い参考書を開きながら、問題を熱心に解いている最中でした。小さいミニテーブルを使い、あぐらをかき、ヒーリングミュージックを聴きながら集中してたくさんの問題に取り組んでいました。一段落をして、コーヒーを飲んだところで目が覚めました。確かに今年は資格をとるために通信・通学をすることが決まっていますが、夢とはいえ、必死に取り組んでいたのは、学生以来かもしれません。この夢は、今年の自分への何かのメッセージでしょうか。
(ハンドルネーム やました)

A すでに社会に出て仕事をしている人が、学校時代に戻って勉強している夢をみることがあります。まだ「学ぶべきことがある」と感じている時にみる夢です。といっても、実際、仕事は学びと並行して行われることが普通でしょう。どんどん新たな知識が追加され、学ばずにできる仕事などないからです。現代社会では、仕事と学業の間を行ったり来たりしたり、仕事をしながら学び続ける人たちも増えています。
 「今年は資格をとるために通信・通学をすることが決まっています」とのこと、その学びの時間は、おそらく学生時代に戻られたような充実感を伴って、ご自身のスキルアップに役立つことでしょう。なにげない夢のように思えますが、これからの日々を予感する予知夢と考えてよいかと思います。
秋月さやか

17「恵比寿さんの顔のハリボテが岩の上に載っている夢」
Q 神社かお寺の境内を歩いています。石畳を歩いていると石灯籠や尖った石碑に囲まれた急な山が有って、そこの石段をどんどん上がっていきます。すると、恵比寿さんの顔の様なハリボテが、首の部分だけ岩の上に載っています。なんだか、可笑しいやら気持ち悪いやら、変だなぁとその首を眺めていました。
(ハンドルネーム ぷにぱぱ)

A 仏像は、そのまま人物をあらわす場合があります。たとえば、上司や仕切り役、顔の効く人などです。みんなが頭を下げてお願いしたり、頼ったり、そんな立場の人ね。しかし、その人は顔だけのハリボテ。う〜ん。職場の人間関係に要注意です。といっても、そんなに災難というような出来事ではありませんけれど、上司がまったく頼りにならない、なんちゃっての人かも知れませんね。
秋月さやか

18「これまでの人生を確認される夢」
Q 白っぽい明るい小さな部屋に、高齢の女性と私が向かい合って座っていて、間に30代か40代ぐらいの男性が、私の生きざまを述べ立てている夢をみました。その男性が私がどのような仕事を、どのような意図で、どのようにこなしてるか、ということを説明し、時々私にその通りですね?と確認します。私は恐れなどは全く感じておらず、誇りと喜びの気持ちで答えていました。
(ハンドルネーム 貴子)

A 第3者に仕事や生き方を確認される機会というのは、社会的な立場をはっきりしなくてはならない場合、就職とか社会的な手続きとか、そのような機会になることが多く、普段はそんなことを意識していませんから、たしかにこのような場面になれば、緊張はするでしょう。
 高齢の女性は見知らぬ人でしょうか?もしも見知らぬ人であれば、それは未来のあなた自身かも知れません。間にいる男性は、これから社会で関わるさまざまな代理人の代表という見方もできそうです。役所、仕事、そして地域社会と個人との関わり合いには、さまざまな代理人が介在していることが多いからです。現在の生き方を確認しつつ、未来へと意識が向かうイメージとして考えるなら、たいへん素晴らしい初夢ではないでしょうか。
秋月さやか

19「師匠から破門される夢」
Q 1/2〜1/3にかけての夜、占星術の師匠から破門される夢を見ました。実際、その先生から破門とまではいかないのですが新しい協会のシステム説明会の案内が私のところへ届かず、同期の門下生から参加しないの?と言われ初めて招待されていなかったことを知りました。
 夢の中の先生のサロンはアメリカ風の水色の一軒家で、中で講座を受けるのですが私だけ意地悪をされます。そして私のノートPCが入っているリュックとともう一つ荷物が中にあるのに、荷物を置いたまま外に出たら鍵をかけられ大事な荷物が引き取れなくなり、困ったところで目が覚めました。
(ハンドルネーム 橘ミラノ)

A 師匠から破門される夢は、ある意味では吉夢です。それは、あなたにはもう教えることはない(すべて教え終わった)、という意味なので、卒業に近いものでしょう。そして(拝読した限りでは)あなたも、すでにその師匠を必要とはしていないように感じられます。
 「荷物を置いたまま外に出たら鍵をかけられ大事な荷物が引き取れなくなり」とありますが、外に出たのはあなた自身ですので、もう、その組織から外に出たいと思っていたタイミングなのではありませんか? 中に置いたままの荷物は仕事を意味しているのかも知れません。もしも中に入りたいなら、鍵を開けてくださいと声をかけることはできないのでしょうか?
 学ぶということはそもそも受け身ではできないものだと(私は)思います。学びたいなら、自分からチャレンジするしかありません。鍵をかけられたとしても、その鍵を開けてください、中に入れてください、と言うことはできるはずです。(そこまではしたくない? であれば諦めるしかないでしょうけれど。)
 感情的な行き違いを理由に学ぶことをやめてしまうのか、それとも、感情的な行き違いを乗り越えてさらに学び続けるのかは、もちろんあなた自身がお決めになることでしょう。ただし、学ぶことと、組織に属すること(もしくは仕事をすること)とは同義ではないので、その矛盾にどう折り合いをつけるのか、という問題もありそうです。
秋月さやか

20「建物の中で天井を見上げる夢」
Q 建物の中で天井を見上げたら綺麗な眺めで、それをカメラでピントを合わせながら撮影し、いい写真が撮れて外に出ていく夢。
(ハンドルネーム kana)

A ヨーロッパの教会、日本の寺社などの建築物の天井は天をあらわします。天、上にあるもの、です。そして伝統的な建築物の天井には天上界の住人、天使やら竜やら、幻想的なものがたくさん描かれていてすごいですね。天井を見上げるとは、上を見上げること。高い志を抱くこと、といってもいいでしょうか。めざしているのは出世でしょうか、それとも自分の世界を広げることでしょうか。ピントを合わせるのははっきりと目標を設定する、達成イメージを描いて自分のものにする、といったようなことをあらわしているのでしょう。上を見上げて進んで行ってください!
秋月さやか

21「亡くなった義父母と旅行に行く夢」
Q すでに亡くなっている義父母と旅行に行く途中。義父母は最近滅多に夢に出て来ないが出てくる時はいつも旅行の設定。
 旅行には旦那や孫、あとは娘や婿も一緒にいたような?で、孫が駐車場などちょろちょろしていて危なっかしく、私はそれを注意して追いかける。義父は生前と変わらず、孫を見ていたように悠然とひ孫を見守っている。義母のところに行くと、義母は相変わらず詰まらない文句ばかり。確か今回は、腰が立たないとかで四つん這いになってワガママ言っている。私は義母と旅行が嫌なので、「孫も危なっかしいし、もう旅行はキャンセルしよう」と、提案する。
(ハンドルネーム みーや)

A 本来、お正月にやってくる歳神とは、祖霊のことでした。大晦日にお墓参りに行く地方は今でもありますが、あれは、お墓へ行って祖霊をお迎えして家に連れて来るんだとか。祖霊にとってはたまに子孫の家に立ち寄る旅行みたいなイメージになるのでしょうか。(注・共同幻想としての祖霊のイメージが人々の中にある、という前提で書いています。)
 まあとにかく、日本の伝統的な考え方では、祖霊は年に2回、子孫の家にやってきます。これが正月と盆です。初夢とは祖霊からもたらされる夢だったので、ある意味これは、正しい初夢なのかも知れません。
「義父は生前と変わらず、孫を見ていたように悠然とひ孫を見守っている。で、義母のところに行くと、義母は相変わらず詰まらない文句ばかり。」←ということは、まったく生前とお変わりなく、ということですね。ということは、これから1年間、相変わらずの平穏な日々になるということです。ある意味、それはめでたいことではないでしょうか。
 初夢に故人があらわれるという人は、けっこう多いようで、これまでも応募いただいた初夢では幾つか見かけました。この時、故人が心配そうな顔をしていたり怒っていたら、それは要注意ですし、泣いている夢もよろしくありません。でも、お姑さん、怒ってなくてよかったですね。
 「もう旅行はキャンセルしよう」→「もうお墓参り行くのやめたい」ということになるのかも知れませんが、にしても、平和な夢でよかったです、私もほっとしました!
秋月さやか

22「気になっている女性から求婚される夢」
Q 気になっている会社の同僚の女性から求婚されました。
(ハンドルネーム おさるさん)

A あなた自身の結婚願望はかなり高まっているようです。結婚したいなあ状態。そして、気になる女性から求婚されるというぐらいですから、嬉しいこともあるでしょう。が、これは充足夢なので「そうなったらいいなあ」とは思っているけれど、現実にはなりません。残念ながらその女性があなたに気があるということではありません。
 この他にも、芸能人からいきなりプロポーズされる夢なども同様で、今年も幾つかそのパターンの初夢のご応募がありましたが(他3通ぐらい)、よくあるパターンです。よい夢だけれど、現実にはならない夢です。
秋月さやか

23「チンピラ2人と焼き肉、そして…警察を待っている夢」
Q 晩飯時に自室へなだれ込んできたチンピラ二人と焼肉をすることに。タクトは性根が悪い感じ。ジロウは粗暴で正面に立つ感じ。会話はジロウとばかりしていたよーな。目を離してるうちに仲間割れしてジロウがタクトの首をハネて鉄板焼きに載せる。穏便に説得して横浜署へ電話したが正月勤務ですぐ行けないと云われる。憤ったジロウが電話を取り上げ交渉しているあいだにそっと鉄板焼きの電源を落とす。「ジロウは大人しく待ってくれるかなぁ。警察はちゃんと鉄板焼きごと持って行ってくれるかなぁ」と困っているうちに目が覚めた?
(ハンドルネーム イロハ)

A もしかして、大晦日に鉄板焼きパーティーやりました? 夢の中にはいろいろなイメージが紛れ込んでくるので、焼肉や鉄板にはそれほど意味はないかも知れません。この夢は、知らない2人がやってきて喧嘩し、片方がもう片方を消してしまった夢、というように解くことができます。派手な演出は、夢をみた本人の趣味っていうことで。
 さて、夢に登場する見知らぬ人というのは、自分の分身です。ということは、ジロウは表向きの自分、タクトは裏側の自分ということでしょう。表向きのジロウとのほうが、仲良くできそうな感じだったわけで、タクトは、もう一人の自分ではあるけれど、邪魔だったんですね。もしかして最近、大きな決断で迷いましたか?もしくは迷っていますか? 
 自分自身といっても、自分の中にはたくさんの考え方があり、さてどうしようか、迷うことも当然あるわけです。どうやら、迷いながらもエイヤッと表向きのジロウの言い分を採用することになったようですが、、、裏側のタクトの言い分もちょっと聞いてあげたほうがいいような気がします。いずれ、警察が来れば、「どうしてこんなことになったんだ」という事情聴取が始まるのでしょうが。つまり、タクトにかわいそうなことしたなあ、もうちょっとタクトの言い分も聞いとけばよかった、がこの夢のメッセージです。そしてもちろんタクトは、自分の中のあるもう1つの選択(もしくは願望)です。
秋月さやか

24「北の大地にミサイルが5本並んでいる夢」
Q 北の大地に、ミサイルが五本並んでいる。形や大きさ、配色などはさまざまだが、どれもアポロロケット並の巨大なミサイルだ。左はしのものが一番大きい。そこに突然、天から青い光が降りて来た。真っ直ぐで、強く太い光。これがミサイルの一つ(右から2番目)を貫く。貫いたミサイルの頂点には穴が空いた。穴の縁が、少し内側から外側に向かってめくれている。爆発はしない。ミサイルにめり込んだ光は、中程でそれ以上進まなくなり、そこが横に大きく膨らんだ。膨らんだというよりは、両側に指を広げたように、枝状に広がっている。
(ハンドルネーム 御山人)

A 夢は、幾つかの解き方ができる場合があります。ちょっとそれをやってみようと思います。ただし、フロイト先生流解釈についてはナシということで。
 
1・ミサイルですから武器。自分の中の攻撃性、もしくは衝動。実行しようとしている計画など。天から青い光が降りてきて、ミサイルの1つを貫いたけれど爆発はしない。しかし、ミサイルとしての機能もすでに果たさなくなってしまったのかも知れず、ミサイルではない何かになっていく(あるいはならない?)のか、微妙なところでしょう。他者からの干渉、あるいは状況などにより、これからやろうと準備していたことの1つが保留になること。
 しかし、そのミサイルは長い間放置されていたようなので、以前からの計画の1つについて、これではダメだという決断を下した可能性もありえます。となると、残る4つはどうなるのか、ということを考えてみるべきでしょうか。
 
2・5本といったら、私は指を連想します。西遊記の孫悟空が世界の果てまで行って見つけた5本の柱。指はしばしば、職能を意味することがあります。天からの光がミサイルの1つを貫こうとし、そして中で枝のように横に広がったということですが、イメージ的には中で手を広げたような感じでしょうか。ということは、その指は手になりつつあるということです。指の1本が手になるということは、技術力の拡大です。仕事の可能性が広がるのかも知れません。
 
3・同じく5からの連想で、五行説に対応していると考えてみました。木火土金水です。右から2番目をどれとするかは難しいのですが、木→薬指 火→中指 土→人差指 金→親指 水→小指という対応関係があるので、仮に、これが右手の甲だとすると(いちばん太い親指を左の位置として)、右から2番目は薬指で木。稲妻は火なので、木と火との関係性は木生火(もくしょうか)なので、インスピレーションが盛んになると解くべきでしょう。枝状に広がるということからすると、火と木との関係性という解釈でよいと思われます。木が火を燃やすわけですが、木が増えれば、火(インスピレーション)はますます燃え盛ります。
 
4・しかし、天からの光を稲妻とすると、これは震と考えるべきでしょう。木は風になるので「雷風恒」です。「雷風恒の時、通じる。問題はない。貞正であれば良い。進んで良い」。雷風恒は、これまでの方針を変えることなく貫くことをよしとします。といっても易にはさまざまな解釈があり、上は動(男性性)、下が静(女性性)で交流を意味すると考えると、創作については吉とする解釈でよいでしょう。
 
 さて、上のどの解釈がぴったりくるでしょうか? あとで教えてください。
秋月さやか

25「喉が渇いて水を飲みまくる夢」
Q ひたすら喉が乾いて、ただひたすらひたすらに水を飲んでいた。周りに人はいなくて、自分だけだった。なぜ喉が乾いているかはわからないが、机に座り水を飲みまくっていた。
(ハンドルネーム つみれ)

A 寝ている間に喉が渇く、何か飲みたい、うつらうつらしながら、夢の中で水を飲もうとするシーンが出てくることがあります。いわゆる雑念が夢にあらわれる状態です。しかし、本当に喉が渇いたなら、たぶん目が覚め、そして起きあがって、実際に飲み物を探すでしょう。
 となると、夢の中で水を飲みまくっているのは、実際に喉が乾いているからではなさそうです。水は感情であり、愛情です。乾いているのは喉ではなく、心。無味乾燥な人間関係や、愛情欲求が満たされていない状態です。そして夢の中で水を飲みまくることは、水を意識した状態(感情や愛情が必須のものであると認識し始めた)状態を意味しています。これからきっと、周囲の人間関係や環境の調整や改善を考えることになるでしょう。
秋月さやか

26「ガン宣告を受ける夢」
Q ガン宣告を受けている夢をみました。胃に4?の塊があります、とレントゲン写真を見せられました。胃と言われたのですが、抑えている部位はもっと右下の所でした。4?と言われた事がすごくリアルでちょっと初夢だけに気になっています。
(ハンドルネーム もこゆ)

A 病気や怪我を予知する夢をみたという人の話はあります。しかしその一方で、それは実際の病気や怪我ではなく、仕事や家庭内で起こることを象徴化した夢であったという話もあります。眠っている間に敏感になった意識が、ちょっとした不調を告げてくれているのかも知れませんし、あるいは胃にある塊が、ストレスや家庭内の問題をあらわしているのかも知れません。しかし、この夢がそのどちらなのかは、私はわかりません。ですが、この夢が気になるのであれば、まずは健康診断を受けることをおすすめします。
 ただし、占いで病気の診断はできませんので。世間には、病気を当てるというふれこみの霊能者もいるようですが、それは法的に違法ですし、また、当たった当らないというようなトラブルも多いので注意してください。
秋月さやか

27「手に数珠を持った尼僧の白蛇の夢」
Q 親族に憑いている(守り役みたいな立場)の老女(尼僧)が、しんどそうに脇息に凭れながらなにかを言っている。手には数珠。周りは薄闇で、たぶん古い寺や神社の室内、私の側にも人でない何かが何体かいる。
 私は苦しそうな尼僧を不憫に思って体をさすってあげた。尼僧は最初は「余計な事をしてくれるな」と言う感じだったが、続けると尼僧の左右には蚕と芋虫が現れて、尼僧自身も体が棒状になり、見開いた口と目は生気がなくなり彫り物のようになり、尼僧をさする私の手に伝わってくるのは鱗の感触で尼僧の正体は白蛇のようだと気づいた。胴回りは15センチくらいかそれ以上。私はこの尼僧の老いた白蛇に、事故やアクシデントではなくて、時間が来たので引導を渡す役割をしたようだった。
(ハンドルネーム みーや2)

A 蛇が信仰の対象となる理由は、その脱皮にあります。洋の東西を問わず、蛇は脱皮することにより、永遠の生命を生きると考えられ、そして医療の守護獣ともなりました。(なお、蚕も芋虫も脱皮します。)
 しかし、死とは再生のはじまりであるという考え方もあります。新年とは、古い時が死んで、新たな時に生まれ変わるという考え方で、その輪廻があるからこそ、物事は不滅で次へと続いていくのです。「死と再生」というテーマですが、そういう考え方からすれば、これは年初にふさわしい夢といえそうです。1年の始まりは古代においては冬至でしたが、それは、太陽もしくは穀物神の死と再生に関わる時期であったためです。
 冬至を越えて太陽は蘇り、穀物は発芽に向かう。しかし発芽というのは穀物自体の死です。死んで新たな命を生み出す、これは『古事記』の大気津比売神(おおげつひめのかみ)です。なお、大気津比売神(おおげつひめのかみ)は、穀物だけでなく、蚕の守護神でもあります。『日本書紀』になると、これは保食神(うけもちのかみ)で、その屍から牛馬、粟、蚕、稗、稲、麦、大豆、小豆が生じたことになっています。
 
 といっても、夢の中の白蛇は、脱皮するわけではなく、彫り物のようになった、つまり偶像化したのかも知れません。輪廻をやめたことにより偶像化するという考え方です。また、この夢を信仰をもった方が解き明かした場合には、「守護霊が交代した」という解き方をするかも知れません。いずれにせよ、これまでのサイクルが終わり、次のステージへと入ったという解釈が可能かとは思います。
 
 さて、これは後日談なのですが、蛇をご神体として信仰する祭礼は巳の日に行われます。この夢をいただいた3日後に、みーやさんは某神社へ参拝にでかけられましたが、それが乙巳の日でした。そこでひいた御神籤に「古い事を改め、新しき事を初めるによし」とあったそうです。となるとこの夢は「巳日に参拝せよ」というメッセージであったのでしょうか。なお、己巳は2019年2/1(旧暦 12/27)、立春後の初巳は2/13 辛巳(旧暦 1/9)となります。
秋月さやか

28「くちばしを開けて威嚇してくる凶暴な生き物の夢」
Q 太ももに何かついているのでとってみたら、くちばしのある生き物だった。くちばしを大きく開けて威嚇する鳥のような凶暴な生き物だった。尖った千枚通しのようなものでくちばしの外を何度もさすが、ゴムのようにやわらかく、抵抗してくちばしを開けて威嚇してくる。何度もさし続けたら動かなくなった。
(ハンドルネーム ペガサスママ)

A 「太ももになにかついている」ということは、2つの可能性が考えられます。1つは健康上の問題。2つめは身近な環境(もしくは身内も含む)から発生する問題です。そのいずれになるのかは私はわかりませんが、何らかの問題が発生し、そして対処を迫られ、結果的には決着がつく、ということになるでしょう。これについて、幾つかの可能性を考えてみましょう。
 
1 凶暴な生き物を千枚通しで刺す。「刺すような痛み」のイメージ化でしょうか。太ももに何かついているということからすると、太もも周辺、歩行に関することかも知れません。歩く時や座る時に気を付けてみてください。
 
2 くちばしを開けて威嚇する鳥とはなんでしょうか。くちばしに対抗して千枚通しで立ち向かう、それは、批判や口論を意味するのかも知れません。つまり、口論によるストレスです。さし続けたら動かなくなるわけですから、結果的には勝つわけですが。もしかしたら、その鳥のような凶暴な生き物は、仕事の部下、あるいは教え子でしょうか。それとも身内でしょうか?
 
 夢は、つねに1つの解き方しかないわけではありません。さまざまな可能性を含んでいます。そして、1の可能性が実現するとしたら2の可能性は消えるだろう、という考え方もあります。つまり、複数の可能性の中から1つだけが実現し、その結果、他の可能性は実現しなくなる、という考え方です。その考え方に従って、複数の可能性のうち、自分にとって被害が少ない(もしくは利益が大きい)と思われる可能性を意識的に選んでしまうことで、運命を調整するという魔術(呪術)もあります。
 多くの占術でも言われることで、たとえば、土星の不運の時期に大きな責任を背負い込めばそれでもう他の不運を避けることができる、というような考え方もあります。
 凶暴な鳥のような生き物はすでに孵っているのでしょうが、しかし、それを鳥とすると、別な対処方法もあるのかも知れません。鳥は最初に見たものを親だと認識します。つまり、千枚通しで刺さなくても、その凶暴な鳥の手懐け方はあるのかも知れない、ということです。
 ふと思い出したのですが、1月7日の七草は、もともと鳥追いの行事でした。「七草なずな 唐土の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に」と歌いながら鳥を追い払う音を立てる日であったということです。唐土の鳥とは、『荊楚歳時記』によれば鬼鳥(鬼車鳥)という怪鳥で、厄病をもたらしたり、子供をさらったりするとされ、床を打つなどして追い払う習俗があったということです。となると、この凶暴な鳥は、年の初めに祓われるべき厄災の象徴化である鬼鳥なのかも知れません。
秋月さやか

29「天井裏に霊がいる夢」
Q 霊の夢でした、僕の部屋の中に天井の裏でした霊が居る夢を見ました。夢の中で自分は息苦しかった、あとは覚えていない。
(ハンドルネーム テル)

A この夢では、「息苦しかった」という部分が重要です。霊の夢をみたから(もしくは天井裏に霊がいるから)息苦しくなったのではなく、息苦しいから夢の中で霊がいるイメージをみた、ということです。
 半覚醒状態で「霊がいる」という人たちの多くは、心身の不調→よくないものがいる→霊にとり憑かれている、ということになりやすいので、まずは心身の健康に留意してください。ストレス解消のために、何らかの禊(塩をまくも含めて)や呪術を行うことについてはご本人のご自由ですし、心の健康にとってはそれは有効でしょう。
秋月さやか

30「色つきの夢をみる理由は?」
Q カラーの夢をみるようになったのはカラーTVの普及後だってご存知でしたか? 平安時代の人や江戸時代の人は、芸術に秀でた人のみカラーの夢を見ていたのでしょうか?
(ハンドルネーム 笑鈴)

A 「夢って、カラーなんですか?白黒なんですか?」と聞かれても、これはお答えできません。それは夢をみた人の認識の問題だからです。夢を思い出す過程で、色を思い出せればそれはカラーの夢という認識になり、思い出せなければ結果的にカラーではなかった(たぶん白黒だった)ということになるのでしょう。となると、色に対する関心の高い人たち、デザイン関係や美術関係者などが、色鮮やかな夢を思い出す傾向は高いようです。普段から色に関心があるわけですから。
 笑鈴さんのお友達から、「菅原孝標女の『更級日記』に夢に出てきた僧侶が黄色い衣を着ている」というくだりがある、とお教えいただきました。(私の手元には更級日記がないため確認できませんので、こちらの情報を元に書きますが)、色について書かれている古代の夢占いもあり、昔の夢がモノカラーだったということはありません。しかし、現実に私たちがみているようなフルカラーが当然かどうかもわかりません。古代の夢はすべて色つきだったという記述もまた正しくはありません。もちろん、現代の夢だからといって、カラーが普通だというような考え方も正しくはありません。それはすべてあなたの意識が決めること、思い出すこと、というのが正確な答えになるでしょう。
 
 といっても、ビジュルア的なイメージを思い浮かべる時に、白黒TVの時代よりも、カラーTVになってからの時代のほうが、色を意識するようになっていることはほぼ間違いないかと思います。みた夢の色を話題にする人たちは、あきらかに増えているのではないかと思えるのですが、それは意識を向けるか向けないかの問題です。
 
 昔、ある人から「3次元の猿の夢をみてしまいました」と相談されました。最初は何を言われているのかわからなかったのですが、どうやら立体的な夢をみてしまい戸惑っているようでした。しかし猿が3次元なのはあたり前なので、いったい何が問題なのか、私には理解できませんでした。さらにお話しを伺ったところ、その方は、映像関係のお仕事をしている方で、それまでみた夢の全てが、映画をみているような2次元のものであったそうです。
 夢はすべて、映画館でスクリーンに映し出された映画のようなものだったというのです。それがいきなり、2次元ではない夢をみてしまい、びっくりしたのだと。世の中にはそんな人もいるのかと、逆に私のほうがびっくりしてしまいました。その方の夢は白黒だというのですが、それははっきりとしたモノカラーの映像だと言い切ります。はっきりと白黒というのも、それはそれで珍しい話です。たいていの人は、色が思い出せないからモノカラーなのだろう、が普通であり、白黒フィルムの夢をみているわけでないからです。この方のようなケースは稀でしょうが、つまり夢はその人の認識しているイメージ、まったくの内的世界なので、夢に色を付けるのも付けないのも、ご自分次第ということでしょう。
秋月さやか

 以上30通を公開します。今年もたくさんのご応募ありがとうございました。今年は1/2の応募分までは全回答としましたが、1/3以降のものについては、選ばせていただいております。普通に検索すれば答えが出てくるだろうという夢ではなく、私自身も解いてみたいと思ったものを中心に選んでおりますことをご了解ください。
 
 夢を解く時には、私も内的世界の共同幻想のエリアへと足を踏み入れて散策します。年末進行が終わった後の年末年始のわずかな時間で、ようやく「サピエンス全史」を読んだのですが、(すでにお読みになった方も多いと思いますが)、たしかに人間は共同幻想によって、宗教や芸術を含めた価値観を築きあげました。しかし、そこには故人も含めて記憶が再現される夢という体験があったことも大きいはずです。さらに共同幻想は、たんなる噂話や価値観の共有を言い伝えていくというだけに終わらず、その内的世界の中である種の作用を引き起こすことがあるのではないだろうか、人々の意思は、それ自体、内的世界を変容させ、そして現実世界にも影響を与えるのではないだろうか、それがオカルトの考え方の根底にあるものです。共同幻想に、夢はどんな作用を及ぼすのか。今年も、年1で2週間だけスピリチュアリストになる日々を楽しみました、ご応募いただいたみなさま方、まことにありがとうございました!
秋月さやか

夢解き公開鑑定 > 初夢公開鑑定2019 発表

 
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