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季節の恋魔術

結晶、図形に秘められた神秘の力

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 氷、霜、雪の結晶。凍った水が地上を覆う冬。古くは、氷が化石化したものが水晶(クリスタル)だと信じられていました。結晶、多面体。雪の美しい結晶だけでなく、輝石の中にも、結晶が宿っています。自然の中の規則、結晶の形は、それ自体、何らかの特別な力が働いて出来たもの、まさに、運命や意識を象徴する図形と考えられました。そう、結晶だけでなく、正多角形の図形も、不思議な力が宿るのです。
 五角形(ペンタグラム)は、五角形の角のひとつが真上になる配置では、人間が手足を伸ばした形でもあることから人間の知恵。ただし、それがさかさまになると・・・つまり角のひとつが真下、2つの角が上にくる配置になると、それは2本の角となり、悪魔の図形となります。知恵と愚かさは、たぶん背中合わせなんでしょうね。
 六角形(ヘキサグラム)は、三角形が2つ組み合わさった図形。三角形は、自分、相手、第三者を結ぶ調和の形。さらには、上向きの三角形と下向きの三角形が組み合わさっていることから、男女1対をあらわす図形でもあります。ある意味、縁結びの図形といっていいでしょう。ぜひ、雪の結晶を、恋人と2人で見つけてみてください。

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