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卵のジンクス&夢の中の卵の意味

夢ジンクス [春編]

 イースター(復活祭)は、春分の後の満月の次の日曜日。が、復活祭は、もともとはカトリックの祭典ではなく、古くからある異教の祭りでした。たぶん古くは、春分後の満月の日に行われた祭りだったのでしょう。夜よりも昼が長くなる春分の日は、今まで眠っていた生命が目覚め、これから地上に生命が満ち溢れる季節の始まり。そして満月は新たな命を孕ませる春の女神の化身なのです。
 それにふさわしく、復活祭の主役は、生命を宿す「卵」。人々は殻を染めたりカラフルな模様を描いたイースターエッグを贈りあいます。赤いイースターエッグを恋人に贈るところもあります。最近では、カラフルな銀紙に包んだチョコエッグなどもよくみかけますが、恋人への贈り物には最適かも。
 なぜかイースターエッグはウサギが運んでくるということになっているのですが、ウサギもまた春の訪れを告げる動物で、多産の象徴(ウサギは同時に、月の女神、豊穣の女神の使いでもあります)。
 復活祭には、卵探しゲームが行われることもあります。庭にイースターエッグを隠しておき、それを見つけるゲーム。もちろん、一番先に見つけたり、たくさん見つけると、願いが叶ったり、幸運がやってくると信じられています。卵は、新たな誕生の希望であり、健康をもたらすアイテムなのです。

 夢の中にあらわれる「卵」は、健康運や幸運をあらわします。卵探しゲームで卵を見つけられれば願いが叶うとされているのですが、それは夢の中でも同じ。
 卵から雛がかえるのは、文字通り新たな生命の誕生で、夢の中で卵から雛が孵るのを見れば、それは新たな出来事が始まることを暗示しています。ただし、卵から、どんな鳥が孵るかは・・・お楽しみ。
 それに、卵を産むのは、鳥だけではありません。トカゲや蛇、虫だって卵を生むのですから。また、卵からは、超人的な存在の神が生まれることもあります。たとえばギリシャ神話の美女ヘレネ、カストルとポルックス。卵から生まれた創生神が世界を造った伝承もあります。というより、卵は世界をあらわしました。すべてを内包した宇宙卵(コスモス・エッグ)。白身は水、黄身は太陽(天、光)であり、そこから世界が生まれるのです。古い神話では、原始の卵を蛇が7巻きして暖め、孵化させたという言い伝えもありますが、7巻きは地を回る惑星の軌道の数なのです。

 卵の中に宿っているのは、新たな命だけではありません。昔話の中では、卵の中に鍵や宝が隠されていることもありました。金の卵を産むガチョウの話は豊穣神話の変形です。
 実際、鳥の巣の中には、しばしば、宝が見つかることもあります。鳥の中には、きらきら光るものを好み、それを巣の中に隠しておく性質のある鳥がいるからです!
 卵には、妊娠の能力もあると考えられたので、妊娠や豊穣の魔法(不妊の呪いにも!)用いられました。
 夢の中で、卵や卵料理を食べると、それは豊穣を取り込むことを意味します。つまり、経済状態に恵まれたり、妊娠の暗示なのです。ただし、夢の中での卵料理の失敗は、家庭内のいざこざ。
 卵の殻は(ずっと腐らずに残っていることから)、殻をつぶしてから捨てないと、殻が魔術に利用されると考えられていました。卵に神秘的な力があると信じられたため、恋愛のまじないも行われました。イースターの卵を、豊穣のお守りとして、1年間とっておく風習もあります。

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