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紅茶占いで占うのは・・・

 紅茶占いとは、本来、紅茶カスの形から、未来を占うもの。
 といっても、通常、日本で飲んでいるような紅茶の入れ方では占えません。
 紅茶ポットの中に、かなり細かくブロークンな紅茶の葉を入れ、お湯を注ぎます。(砂糖も一緒に入れてしまうこともあります。)
 それをカップに注ぎます。茶漉しは使いませんから、カップの中には、小さな茶葉がたくさん注ぎ込まれます。カップの中の茶葉が沈んでから、ゆっくり上澄みを飲みます。
 飲み終えると、カップの底にはかなりの茶葉が残っています。カップの上に皿をかぶせ、えいっ!とさかさまにします。伏せたままのカップをぐるぐる回すこともあり、カップをあげて、皿にへばりついている葉の形で占うのです。
 へばりついた茶葉がどんな形に見えるか。つまり、ロールシャッハテストみたいな感じなのです。かなり想像力を必要とします。といっても、私、これを実際に見たのは一度だけですが。
 
 日本でも、茶柱が立つといいことがあるとか、そんな言い伝えがありますね。お茶を飲みながら、ちょっと占い。ティータイムは、たしかにそんな気分になる時間なのでしょう。
 

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 でも、我が家の紅茶占いは、ちょっと違います。
 紅茶の味がしっかりと出ていれば明日は晴れ。紅茶の味がいまいちなら明日は雨。そう、紅茶の味でお天気を占うのです。
 これは我が家限定バージョンのローカル占い。なぜこうなってしまったかといえば、それは我が家が標高1000メートルの高原にあるから。
 標高が高い→気圧が低い。お湯は100度以下で沸騰してしまいます。
 ある曇りの日、沸騰しているお湯の中に温度計を入れたら、93度ぐらい。そのお湯をポットに入れるわけですから、どう考えても80度ぐらいのお湯で茶葉を開かせるわけで、なるほど、紅茶の味が違ってきます。
 晴れていて気圧が高い日なら沸点が高くなるので、そういう日には、もう少しお湯の温度も高く、通常の紅茶の味がなんとか保てる、というわけ。紅茶がおいしいなら、気圧が高い。つまり、明日は晴れ。
 しかし、晴れていても、紅茶の味がいまいちな日というのがあります。おかしいなぁ、と思っていると、しばらくしているうちに空が曇ってきて、夕方ぐらいから雨になるのです。
 
 さて、紅茶占いは、スタンダードな銘柄に限ります。我が家では、アールグレイ(Twinings)あたりが定番ですが、たまにキャラメルティー、バニラティー。キャラメルティーは、最近のブーム以前からずっとお気に入りでしたが、なかなか手に入りにくかったんです。個人的なおすすめメーカーは、BETJEMAN&BARTON、それはもう、至福の味。
 レッドカラントやワイルドストロベリーなどのベリーティーでは、天気は占えません。お湯の温度が低くてもそれなりに香るので重宝しているんですが、つまり、こちらは曇りの日用です。
 フォションが最近、新シリーズを出したようで、さっそくチェックしてみようと思います。味だけでなく、天気との関係性を。紅茶の味って、日和見ですから。

秋月さやか

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