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占星術入門 ホロスコープの構造について

惑星・サイン・アングル

占星術入門 ホロスコープの構造について

07春分図
作成した春分図の円周の12区分はサインです。サインは名称の3文字で記載しています。サインは、太陽の通り道である黄道360度を、春分点を起点に12区分していますので、1つのサイン度数幅は30度です。(注: 0度から29度まで)
黄経00~30未満サイン牡羊AriesAri
黄経30~60未満サイン牡牛TaurusTau
黄経60~90未満サイン双子GeminiGem
黄経90~120未満サイン蟹CancerCan
黄経120~150未満サイン獅子LeoLeo
黄経150~180未満サイン乙女VirgoVir
黄経180~210未満サイン天秤LibrasLib
黄経210~240未満サイン蠍ScorpioSco
黄経240~270未満サイン射手SagttariusSag
黄経270~300未満サイン山羊CapricornCap
黄経300~330未満サイン水瓶AquariusAqu
黄経330~360(0)未満サイン魚PiscesPis

説明画像
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☉ 太陽 Sol
Solソル 1年で全天を1周し、季節を司る
☽  月 Luna
Lunルナ 27.3日で全天を1周し、29.5日で満ち欠けし、水を支配する
☿ 水星 Mercurius
Merメルクリウス 内惑星で太陽から離れず、明け方と夕方に輝く 伝令神
♀ 金星 Venus
Venヴェヌス 内惑星で太陽から離れず、明け方と夕方に輝く、美の女神
♂ 火星 Mars
Marマルス 2年2か月ごとに逆行し、赤く輝く、戦いの星
♃ 木星 Jupiter
Jupユピテル(ジュピター) 12年で全天を1周、白く輝く収穫の星 全天の支配者
♄ 土星 Saturnus
Satサテュルヌス 約30年で全天を1周する、不作を告げる星 老神
♅ 天王星 Uranus
Uraウラヌス 1781年に発見、直後にフランス革命が起こったため改革を司る
♆ 海王星 Neptunus
Nepネプトゥヌス 1846年に発見、芸術、心理など目に見えないものを司る
♇ 冥王星 Pluto
Pluプルート 1930年に発見。発見されてからまだ全天を1周していない
説明画像
ホロスコープには惑星の位置が、サイン度数で示されています。
拡大図の左上の青枠内に示されているのが惑星(略号3文字)のサイン度数です。
説明画像
説明画像:ホロスコープの構造アングル
ホロスコープには、大地の東西南北のラインと、天空の黄道とが交わる4点があり、それがアングルです。
上記拡大図の右上の青枠内に示されています。

(アングルを理解するポイント)

  • ホロスコープは、南に向かって天空を見上げている図として描かれますので、正面が南、左が東、右が西。
  • すべての星は東から昇ります。天球をとりまく黄道が、東の地平線と接する場所がアセンダントASもしくはASC(Ascendant)。
  • 黄道が南中する場所がメディウム・コエリーM.C.天の中央です。
  • すべての星は西へと沈みます。黄道が西の地平線と接する場所がディセンダントDEもしくはDES(Descendant)です。
  • ホロスコープの水平中央に地平線があり、それはアセンダントとディセンダントを結んだラインでもあり、地平線より上には大地の上で見えている黄道(星)が、地平線より下には、大地の下にあって見えない黄道(星)があります。
  • のちにアングルは12ハウス(H)になります。
    アセンダントが1Hのはじまり、IC(イムムコエリー)が4Hのはじまり、ディセンダントが7Hの始まり、MC(メディムコエリー)が10Hの始まりです。右上に囲った枠内に各アングルに対応するハウスのカスプ度数が表示されています。

説明画像
説明画像
占星術の世界は天動説です。つまり地球中心。ジオセントリックです。ジオは大地、地球。地球を中心として、その周りを天球がとりまいている、天球は、卵の殻のように地球を取り巻いており、天球の内側には恒星が描かれたように輝いている。地上にいる我々は、天球の内側に描かれている恒星を眺めており、天球の中を惑星が巡っています。
実際には、太陽が中心にあり、地球も他の惑星も太陽の周りを回っています。それがヘリオセントリックです。ヘリオは太陽。

しかしホロスコープは、ジオセントリックの世界です。
私たちは地上に暮らしています。実際に地上に立って天空を見上げると、まさに、天が巡っているように感じられます。
占星術とは長らくジオセントリックであったという以前に、実際に天空を眺めた感覚が、ジオセントリックであることから、地上を中心として描くホロスコープを用いることになります。

秋月さやかの占星術講座(入門)では、ご自分のホロスコープを作成してからのご参加をお願いしています。
ホロスコープ作成講座(無料)については、すでに開催済ですが、わざわざ講座に足を運ばずとも、こちらの解説を読めば作成できますので、頑張ってみてください。

占術研究家 秋月さやか

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