-- まずは2026年の惑星の動きから ---

【金星】
　2026年の金星逆行は蠍から天秤にかけて発生。
　金星は吉星（benefic）ですが、逆行ではその象意が過剰になり、贅沢と快楽が引き起こす弊害に要注意。
◇金星は蠍で10/03逆行開始、10/25には蠍から天秤へと戻り、11/14に天秤で逆行終了。
【火星】
　2026年火星は山羊から乙女まで順行し、火星逆行はありません。
　2026年の火星は、海王星、土星と並び、その後、木星と共に夜空に輝きます。
　次の火星逆行は2027年1/10。11/26に火星が乙女に入ったのち、火星の動きはだんだん遅くなってきます。
【木星】
　木星は2026/06/30 14:53、蟹から獅子へ。（2027/07/26 13:50まで獅子を運行）
　木星は12年で全天を1周、約1年に1サインを通過。木星は豊穣をあらわす存在で、通過するサインに恵みをもたらします。
【土星】
　土星は2026/02/14 09:13、魚から牡羊へ。（2028/04/13 12:41まで牡羊を運行）、約３０年で全天を１周しますので、牡羊にやってくるのは３０年ぶり。
　牡羊にある土星と、獅子へ入った木星はトライン（三分）の配置。木星土星トラインの時期には、景気回復で世の中が安定するとされますが、さてどうなるでしょうか。
【天王星】
　天王星は2026/04/26 09:51、牡牛から双子へ。（2032/08/04 03:21まで双子を運行）
　天王星は変革をあらわす星であり、全天を約84年で1周、1サインを約7年かけて通過しながら、世の中を変えていきます。
【海王星】
　海王星は、2026/01/27 02:38、魚から牡羊へ。（2038/05/22 09:18まで牡羊を運行）
　海王星は全天を約165年で1周。海王星は1846年に水瓶で発見され、前回、海王星が牡羊に入ったのは1861年5月頃。時代はアメリカ南北戦争の勃発、イタリア統一戦争。日本では江戸時代末期、尊王攘夷運動が活発化していました。
　2026年には、海王星土星の合が35年ぶりに発生します。
【冥王星】
　冥王星は水瓶を運行しています。

執筆：秋月さやか

結果文章の文字数：1000～1200字程度

和暦→西暦換算：・昭和→1925を加える　・平成→1988を加える