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講演【旧暦のしくみと暦法の変遷】

一般社団法人 日本占術協会 第44回シンポジウム 2022/10/10

講演「旧暦のしくみと暦法の変遷」

 旧暦とは中国由来の太陰太陽暦のこと。月の満ち欠けの朔望月を1カ月とする暦です。旧暦では、1年が13カ月になる年が発生します。この時、二十四気の中気を含まない朔望月を閏月とします。二十四気は、長らく「平気法」で作成されていました。1年を時間で二十四等分する方法です。しかし、天保暦からは太陽の運行に基づいた「定気法」によって二十四気を設定するようになります。その結果、「平気法」では発生しない閏月が発生してしまうこととなります。そして2033年、旧暦が作成できないという問題が発生します。これが、2033年旧暦問題です。「旧暦が作成できないってどういうこと?」 東洋占術にとって重要な旧暦の仕組みと、2033年旧暦問題についてを解説していきます。

・一般社団法人 日本占術協会 第44回シンポジウム
・平成4年10月10日 北とぴあ 飛鳥ホール

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