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講座【旧暦の基礎知識セミナー】

二十四節気と太陰太陽暦 2018/11/13

【旧暦の基礎知識セミナー 二十四節気と太陰太陽暦】

一般的な暦の基礎について。東洋占術を学んでいる方にとって必見の内容です。
日程:11月13日(火) 13:30〜18:00

場所:自由が丘開運学院
定員:8名
費用1万円:(配布資料込 二十四節気データ、朔データ、二十四節気盤)
※以前の講座に参加した方は、当日支払いOK、割引あり。

講座内容
13:30〜
・旧暦には2つある(暦月と節月の違い)
 旧暦って月の満ち欠けの暦でしょう? いえ、それだけではありません。太陰月の暦の一ヶ月は暦月と称されますが、その他に節月という一ヶ月の単位があります。これは、二十四節気(太陽暦)を元にした12区分で、1ヶ月は30日もしくは31日で十二支が配当され、これが四柱(八字)や気学で使用する節月です。東洋占術のほとんどは、太陽暦である二十四節気を使用したこの節月を用いるもので、太陰太陽月は必要ありません。

・暦月(朔望月)の作り方
 といっても、旧暦といった場合、頭に浮かぶのは太陰月(暦月)のことでしょうか。閏月はどこにどのように入るのか、そして太陰太陽暦と新暦(グレゴリオ暦)はどのぐらい違っているのか。朔旦冬至ってなに? 実際にご自分の誕生年の暦月を配当してみましょう。また、太陰太陽暦を使用する占術の代表は宿曜(二十七宿)です。27宿の配当方法については、ご希望者がいれば説明します。

16:00〜
・六曜の配当方法を学ぶ
 日本のお日柄の代表ともいえる六曜ですが、この六曜について2017年に起こった問題をお話しします。朔の時間計算で間違ってしまい、暦月が正しく配当されないと、六曜の配当も違ってしまうのです。

・暦法の基礎知識、平気と定気
 「天地明察」でも登場した宣明暦、そして太陰太陽暦の最高傑作とも称される天保暦ですが、この2つの違いの1つに、平気法(時間分割法)と、定気法(空間分割法)があります。定気法の採用は日本では天保暦以降であり、中国では時憲暦からです。そしてこれは、東洋占術にも関係のあることです。未だに平気法を使用している占術家さんもいらっしゃいます。

18:00〜おまけのセミナー
・暦の2033年問題とは何か
 2033年問題といっても、東洋占術の世界においての2033年問題は、暦の配当の問題です。一時は天保暦の破綻?とまで騒がれた経緯について解説します。こちらの参加はご希望者だけお残りください。
終了しました


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